
こんにちわ。株式会社クロコWebマーケティング事業部です。
- 美容整形外科をよく知るWeb集客の代理店はないのかな?
- 最近になって、競合他社が多い激戦区になってしまった
- 大手美容外科なのに苦戦しているエリアがある
- 医療広告ガイドラインの規制が厳しいことで審査が通らない
- GoogleアップデートによってSEO対策を実施しているのに、順位が大きく下落した
- 何から始めればいいのかわからない
2020年から2022年にかけて大きな変化がありました。
クリニック集客の中でも広告費が高くなりやすいのが、美容外科、美容皮膚科領域。
今回の記事では、美容整形外科の集客方法について解説します。
美容整形外科のウェブ集客が難しい原因

どうしてこんなに新規患者の獲得が難しいのか?
まず美容業界の集客が難しい原因について解説します。
医療広告ガイドライン

医療広告ガイドラインとは、2018年6月1日に施工されました。
医療法の改正により厚生労働省から施工されている「医療機関の広告に対する規制を示したガイドライン」のこと。
改正による影響は大きいです。
具体的には、
- 価格の二重表記の禁止
- 患者の受診等を誘引する意図がある表現の禁止
- ブログ、メルマガ、パンフレットも規制の対象
- 職員募集に関する求人広告も規制の対象
- ウェブサイトのやチラシへの口コミや体験談の掲載が不可になったこと
などかなり以前に集客効果が見込まれていた要素が使えなくなってしまったというクリニックも多いです。
雑誌や新聞で、「テレビ」で紹介されたという内容も基本的にNGの対象になりました。
他にも、誇大広告と判断される内容や比較する表現も規制の対象になりました。
誇大広告となりうる表現方法はいろいろあります。
- 唯一
- 最高
- 日本初
- 地域初
- No1
- 1位
- 他院で満足できなかった、成果を実感していない方なども使えません。
簡単に言えば、「他院よりも優れている」と誤解を与える恐れのある表現が禁止されています。
Google広告,Yahoo広告の規制強化

意外と知られていないのですが、自由診療の内容で客観的事実を証明できない治療の場合、審査が通らないこともあります。
- 再生医療
- 幹細胞治療
などまだ新しい治療法の場合、客観的に証明された内容と判断されてしまい、審査が通らないこともあります。
オンラインだけではありません。
チラシ、地方誌などオフラインで利用している媒体にも広告規制が広がっているため、集客に苦戦するクリニックは増えています。
美容整形外科のオンライン集客方法

基本的には、ホームページのSEO対策が重要になります。
理由をご紹介します。
美容外科にSEO対策が重要な理由

SEOとは、Seach Engine Optimizationの略であり、検索エンジン最適化を意味します。
Google,Yahooなどのブラウザを利用したユーザーが指定したキーワードで検索をした際に、上位に表示させる施策のことです。
【2022最新版】SEO対策とは?初心者向けにわかりやすく解説します
【SEO対策のポイント】
- ユーザーの知りたい情報を提供する
- 信頼性のある根拠に基づいた内容を開示する
- わかりやすい表現で表記する
など常に新しい情報を発信することで、有益なコンテンツと判断されることで、上位に表示されやすくなります。
弊社では、コンテンツ型SEO、外部型SEOどちらも対応をしております。
検索ニーズの把握やキーワードの最適化についてもご相談ください。
表位表示されない時の対処法

SEO対策を既に外部の業者に委託しているのに、順位が上がらない。
このような場合には、第三社による診断を受けることをおすすめします。
競合の多いキーワードを選択することはおすすめしておりません。
一方で、成果に繋がりにくいスモールワードやニッチ系キーワードも推奨しておりません。
よりお客様が来店したくなるようなキーワードを厳選してご提案しております。
下記にキーワードの種類を簡単にまとめてご案内しております。
ビッグワード | 二重、わきが、豊胸、薄毛、AGAなど単語キーワード 月間検索件数が1万件以上 |
ミドルキーワード | ビッグキーワードとスモールキーワードの中間にあたる。 月間ボリューム数の目安は、1000~1万回未満 |
スモールキーワード | 検索ボリュームの少ないキーワード。 月間ボリューム目安は、1000回未満。 |
ニッチ系キーワード | 「わきが 再発 治療 日帰り」など複数のワードを含めた検索。 ロングテールキーワードとも呼ばれています。 |
コラムやコンテンツに投稿するキーワードの基本は、ニッチ系キーワードです。
ロングテールキーワードをたくさん扱うことで、検索ボリュームが少ないにも関わらず、年間を通じて常に需要にこたえるコンテンツを提供し続けることが可能になります。
美容整形外科のマーケティング手法

集客方法として、SEO対策以外にも注目されている集客方法をご紹介します。
MEO対策

MEOとは、Map Engine Optimizationの略であり、地図検索エンジン最適化を意味します。
「大阪 薄毛治療」「福岡 歯科医院」などの地域名と施術目的を明確にする検索結果に対して、SEO対策で1位のページよりも上部に表示されることもあります。
実際に表示される項目には以下のような内容が含まれます。
- 店舗名
- 電話番号
- 営業時間
- Webサイト
- 商品、メニューや料金
- 概要
- google口コミ
- 予約
- 口コミや評価
MEO対策は、googleビジネスプロフィール(旧:googleマイビジネス)を活用する施策となります。
Googleビジネスプロフィールとは?基本的な使い方と活用法
Googleマップ内で検索順位上位に表示されることをローカルパックといいます。
googleビジネスプロフィールの設定から運用までの代行も行っております。
Googleビジネスプロフィール登録代行&運用内製化サポート
MEO対策は、SEO対策よりも費用が安いことも魅力の一つとなっています。
リスティング広告

リスティング広告とは、WEB広告の代表的な存在です。
GoogleやYahoo等の検索エンジンで、指定キーワードにて検索した際に、最上部に表示されるのが特徴です。
リスティング広告を導入している美容外科クリニックは非常に多く、競合が増えています。
しかし、競争入札の仕組みを導入しているため競合が増えることで、1クリックの単価が上がりますので、コストが高くなりやすいです。
よって、広告費予算が少ないクリニックは苦戦しています。
キーワード選定
広告文の改善
など顧客の期待にこたえる広告ページを見せることによって、予約を獲得するようにします。
クリック単価を落とし、クリック率を高める方法もご提案しております。
ポータルサイトへの登録、掲載

ポータルサイトも医療広告ガイドラインの対象です。
口コミや体験談も掲載できなくなりました。
結果的に、ホームページが存在するだけという状態になっているのが現実です。
しかし、外部リンクとしては、有効ですので、無料掲載を検討することをおすすめします。
有料掲載で、月額費用が高いとお悩みでしたら、まずはご相談ください。
美容整形外科集客と動画の相性

数年先のことを意識した広告戦略をご検討中でしたら、動画による集客をおすすめします。
画像は、広告規制があり、なかなか反応が出ないこともあります。
しかし、動画はまだまだ本格的に参入しているクリニックが少ないのが現状です。
具体的には、Instagram,YouTube,TikTokといったSNSや動画配信サービスを利用することをおすすめします。
弊社では、テレビCMなどの動画制作の実績もございますので、お気軽にご相談ください。
Instagram離れが深刻化?

2022年の調査結果の中には、既に10代はインスタ離れが進んでいるという内容を紹介しているデータもあります。
インスタ離れが進んでいる要因の一つが、広告量の増加です。
ツイッターをはじめ、SNS業界で広告出稿の動きが高まると、徐々に利用するユーザーから「うざい」「邪魔」といったネガティブな意見も出てくるようになります。
数年前から海外ではインスタ離れの動きが確認されていました。
いよいよ10代は本格的にインスタ離れが加速し始めました。
重要なのは、ユーザーにとって有益な情報を提供するためのアカウント運営です。
宣伝を目的とした画像投稿は、もうそろそろ限界を迎えているのではないでしょうか?
Instagramも医療広告ガイドラインの規制の対象となっているため、ビフォーアフターの症例写真もお客様の声も掲載ができません。
案内が可能なのは、治療内容や費用、リスク・副作用などがあります。
YouTubeの競争が激化する前に

今後のユーザーの動きですが、わかりやすく表現する手段として、動画コンテンツを提供する動きが高まっています。
わかりやすいのは、TikTokです。
短時間で、コンパクトに要点のみを伝える。
文章で読みたくない方でも簡単にイメージできる。
こうしたニーズに応えるチャンネル運営が今後の集客のカギになります。
YouTubeチャンネル運営もお任せください。
大手と個人の違いを打ち出す戦略

大手美容外科出身の医師が個人で開業する動きが高まっております。
しかし、中小の美容整形外科では、毎月の広告費が以前のように使えません。
ではどうすればいいのでしょうか?
強みを見つけ出す

まず最初に、患者様のニーズを把握することから始めます。
- なぜ当院を選ばれたのか?
- どうしてここで施術を受けようと思ったのか?
- どうして通い続けているのか?
などより具体的な内容を既存のお客様からヒアリングすることが大切です。
ライバルが多い札幌、仙台、船橋、新宿、横浜、大宮、名古屋、大阪、福岡などの都市部でも競合クリニックと何を差別化のポイントとして選んでいただいたのかを確認することが大切です。
オウンドメディアの運営

これからの集客方法は、オウンドメディアの運営も重要になります。
オリジナルのYouTube動画を制作したのち、SNSアカウントだけではなく、オウンドメディアでも詳細をコンテンツで解説します。
結果、文字として情報を取得したい方にも動画で取得したい方にも伝えらえるコンテンツが完成します。
- 患者様の悩み
- 具体的な治療方法
- アフターケアや注意点
- 後遺症や再発等のリスク
などで、自分の院の強みや他院との違いを客観的な視点で訴求することが大切です。
美容外科集客がうまくいかない

もし今の代理店等でうまくいかない、経費が高い等のお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。
弊社の強みは、動画事業部、チラシ、パンフレット、名刺、診察券等を手掛けるデザイナー、広告、SEO,MEOを扱うWebマーケターが全て在籍している点です。
さらに、直接担当者と相談ができることが他社との決定的な違いとなります。
「営業担当と言っていることが違う」といったトラブルを回避するため、現場の担当者が直接できることとできないことを明確にする事前説明を行っております。
お気軽にご相談ください。
美容医療HP制作実績

Masaki Kokochi Clinic様の公式サイトリニューアル。
【こだわりのポイント】
- トップページの最初に動きのあるテキストを差し込む
- 再生医療、禁煙外来、在宅医療などメインメニューをスライド不要で確認できる
ターゲットは、年齢層が高いことも考慮し、最小限の動きの中で、スムーズに見たいページにアクセスができるページレイアウトに仕上げております。
診療時間や休診日、オンライン診療など今の時代のニーズに応える内容をひと目で伝える。
こうしたこだわりが伝わることで、ユーザーにとってもアクセスした後、どこを見ればよいのかすぐ見つけられるのが重要ではないでしょうか?