
こんにちわ。株式会社クロコWebマーケティング事業部です。
- クリニックの新規患者からのお問合せや相談が少ない、来ない。
- 他の医療機関はどのように新患の獲得をしているのだろうか?
- インスタやSNSを使えば、新患が集まるの?
- 医療広告ガイドライン等が厳しい中、SNSは何を発信すればいいのかわからない。
こんな悩みを解消します。
クリニックの集客は、オンラインもオフラインも存在します。
チラシ
Google広告、Yahoo広告などのリスティング広告
Facebook,Instagram,Twitter等のSNS広告
SEO対策
MEO対策
などいろいろあります。
それぞれの方法についても別の記事で解説しています。
【2022最新版】SEO対策とは?初心者向けにわかりやすく解説します
MEO対策とは?やり方と上位表示のコツ【うまくいかない時の対処法】
今回の記事では、病院,診療所などの医療機関の新患獲得,リピート率アップにつなげるための手段についてWeb集客を中心に解説します。
クリニックの新患集客のポイント

美容外科、美容皮膚科などの自費診療領域の集客もあれば、皮膚科、耳鼻科、脳外科などの保険適用治療における集客もあります。
それぞれの特徴とポイントをご紹介します。
他院との差別化

クリニックにも他院との差別化できるポイントがあります。
飲食店やカフェでは、イタリアン、中華、和食、ラーメン屋、焼き肉屋などのカテゴリ分けもあります。
同様に、医療機関にも皮膚科、美容皮膚科、内科、小児科、整形外科、形成外科、脳外科など診療科のカテゴリがあります。
他にも、自費診療領域となる医療脱毛やピアス、傷跡修正等の施術の有無も差別化の一つです。
具体的な差別化ポイントが見つからない時には、お気軽にご相談ください。
医療機関のWebマーケティングを10年以上携わってきたプロが相談に対応いたします。
口コミの実態を把握する

クリニックを選ぶ時にも、Google口コミやポータルサイトを参考にする人が多くなりました。
特に、「医師との相性」や「カウンセリングの質」「施術の結果」「待ち時間」等を意識する方が増えました。
2020年から2022年、2023年にかけてクリニックを選ぶ方の47.9%がGoogleマップの口コミを参考にするという回答がありました。
つまり、現状の口コミを把握することがとても重要です。
これまでのネガティブな口コミを全く見ないまま、回答もせずに放置していませんか?
書き込みをしてくれた患者様への真摯な対応が次の新患の目に入る。
口コミ単体ではなく、回答までのセットを見ていただくように心がけるようにしましょう。
安易に削除依頼をするというのは、お勧めしません。
リピート率を高めるコツ

クリニックのリピート率に関係するのは、以下のようなポイントがあります。
- 電話やメールに対する初診時の受付の対応
- 医師、看護師、受付すべてにおいて、患者さんに対して高圧的、上から目線等の対応になっていないか?
- 待ち時間の平均は?
- カウンセリングなど十分な説明がなされているか?
- ネイル、ヘアスタイル、メイクなど身だしなみは_
- 患者様を不快にさせた時の対処
- 患者様の治療後のアフターケアや指示等の説明
など患者様は空間や雰囲気、ヒト、施術の結果などさまざまな内容で判断しています。
つまり、施術の種類とリピート率なども院内で集計することも大切です。
オンライン活用の注意点

スマートフォンの普及や検索ニーズの増加など患者さんがクリニックや診療所を探す動きは高まっています。
コロナ禍になってから、近くの検査センターを含めて医療機関を探す方は増加しています。
しかし、一方で、医療広告ガイドラインは年々厳しくなっています。
- ビフォーアフターの禁止
- ブログを含めたコンテンツへの細部の注意
- 二重価格表記の禁止
- 価格競争激化
などさまざまな課題があります。
「見つからなければ大丈夫」
こんな考え方で対応するのは危険です。
現状の公式ホームページを含めて、現状把握を行うようにしましょう。
他院との違いをアピールする方法

- 診療科が同じ院が周辺にたくさんできた。
- オンライン診療など他院がやっていることに対応していない
など他の院に劣る部分を気にするクリニックも増えています。
しかし、一方で最新の医療機器を導入したり、治療方針の違いが明確に存在するという個人院もあります。
医療機器のアピール方法

医療機器を扱う際にも、伝え方が重要になります。
具体的には、
- 小児、学生など治療対象年齢について紹介する
- 親権者の同意書等の必要性や保険適用についての案内をする
- より具体的な症状、傷病名等の明記を追加する
- カウンセリングに力を入れていることを明記する
などがあります。
設備のアピール方法

歯医者の領域では、新規開設の歯科医院ではキッズルームがあることも当たり前になってきました。
他にも、プライベートルームなどを設ける等の設備が紹介されている院もあります。
一方で、以下のような内容は具体的に表記されていない院も多いです。
- おむつの交換代の有無
- 授乳室の有無
- 車いす対応の設備(バリアフリー化)
などまだ見えていない部分があれば早急に対応しましょう。
360度カメラの導入

高齢者の方が増加したエリアで今後注目するべきは、文字よりも動画や画像でのアピールを行うこと。
具体的には、以下のような戦略があります。
- Instagramなどで画像の投稿を行う
- 360度カメラを導入し、Googleストリートビューで紹介する
- YouTube等の動画で院長紹介などを行う
視覚と聴覚で伝わる情報を増やすことで文字が読みにくくなった高齢の方にもアピールしやすくなります。
外国人などのニーズに応える

移住者の多いエリアでは、外国人向けの多言語ツールを利用するクリニックもあります。
予約システムにおいても、日本語のみではなく、外国語表記に切り替えることが可能等の仕組みを導入することも差別化に繋がります。
クリニックのオンライン集客方法具体例

ここからは具体的にやることをご紹介します。
公式サイトのSEO対策強化

SEOとは、Seach Engine Optimizationの略であり、検索エンジン最適化という意味です。
GoogleやYahoo等のアプリを起動し、検索したユーザーの目に止まるためには、検索順位で上位に表示させるのが近道です。
しかし、Google広告を出すような診療科ではない、一般診療の場合にはできるだけ患者様の悩みや症状に寄り添った情報コンテンツを発信することが大切です。
医療系のSEOコンテンツは、Googleでのガイドラインが非常に厳しくなっております。
悪質な業者に依頼すると、ペナルティを受けて、圏外に飛ばされてしまうこともあります。
人命にかかわる医療や健康に関わるコンテンツですから、個人のブログの評価は年々低下しています。
一方で、医療従事者や医療機関からの情報発信であれば何を書いても良いということではありません。
患者様の声など症例に関する内容を記載することはおすすめしておりません。
信頼性の高いコンテンツと評価されるためにはどうすればいいのか?
患者さんに安心して来院してもらうための情報発信とは何か?
この2つにこだわっております。
GoogleビジネスプロフィールのMEO対策

MEOとは、Map Engine Optimizationの略であり、別の言い方ではローカルSEOと呼んでいる業者もあります。
MEO対策とは、Googleマップやローカル検索時に、マップ内で上位に表示させる施策です。
例えば、「銀座 歯科」等の検索の際に

自社の位置や診療時間、口コミなどの情報が紹介されるため、メリットがあります。
東京都内では、
- 新橋
- 新宿
- 渋谷
- 六本木
- 町田
など同じ都内でも区や市など多くのエリアがありますので、チャンスがあります。
ローカル検索結果で上位に表示される枠をローカルパックと言います。
Googleビジネスプロフィールとは、店舗情報をGoogleマップに登録するサービスです。
無料で利用することが可能です。
Googleビジネスプロフィールとは?基本的な使い方と活用法
Googleビジネスプロフィール登録代行&運用内製化サポート
以下のような情報を登録することが可能です。
- 店舗名
- 電話番号
- Webサイト(外部サイトも可)
- 営業時間
- 住所
- 店舗の画像(外観、内観、設備等)
- Googleストリートビュー
など多くの情報をユーザーに届けることが可能です。
Googleビジネスプロフィールの順位の仕組みについては別のコンテンツでご案内しております。
Googleビジネスプロフィールの順位が下がる原因【MEO対策注意点】
関連性、知名度、距離という3つの要素を意識して登録を行うことが大切です。
ポータルサイトへの登録、掲載

ポータルサイトとは、医療機関を地域別に紹介している外部の企業が運営するサイトのこと。
医療機関で有名なのは、EPARKなどがあります。
掲載料は高額になることもありますので、注意が必要です。
できるだけ無料掲載が可能なサイトを見つけて、登録をするようにしましょう。
口コミの有無は気にしないことをおすすめします。
SNSを活用する

SNSの活用は細心の注意が必要です。
一歩間違えると、炎上するリスクもあります。
影響力が大きいため、提供するキーワードを絞り込むことが大切です。
Instagramの活用

写真や動画を投稿するSNSとして知られているのが、Instagram。
一方で、2022年では既に10代はインスタ離れが進んでいるという報道もあります。
インスタ離れの原因は、広告が増えすぎたことにより、使い勝手が悪くなったと感じているユーザーが増加していることも要因の一つです。
文字で伝える必要がない情報にこだわった投稿することをおすすめします。
例えば、
- 医療機器を紹介する
- トイレやメイクルームなどの設備を紹介する
- コスメや取り扱うピアスなどを紹介する
などがあります。
他にもノウハウや豆知識など「ユーザーにとって役に立つ情報コンテンツ」であることが大切です。
ストーリーズ、リールなどさまざまな投稿の機能がありますので、それぞれの特徴をいかして運用しましょう。

Twitterは、140文字以内、画像は4枚以内という制約があります。
しかし、リツイートやシェア等の機能がありますので、拡散力があります。
ファンを獲得するために使うという考え方もありますが、リアルタイムの情報をいち早く多くの方に届けたい場合に利用するとメリットがあります。

30代~40代以降向けに利用者が多いSNS。
実名登録が原則となっておりますので、企業の公式アカウントとして利用するのがおすすめです。
Facebook上で繋がるメリットは何か?
あえてFacebook上で情報発信するべき情報とは何か?
リアルな医療現場を熟知している担当者に運用を相談しましょう。
LINE

日本で最も多くのユーザー数を獲得しているSNS。
予約システムや友だち追加をしてくれたアカウントのみに発信をすることも可能です。
お得なキャンペーンを打ち出したい
割引を行う
など、限定的な情報を発信するツールとして相性が良いです。
リスティング広告を活用する

GoogleやYahooで検索するユーザーに対して、SEO対策よりもMEO対策よりも上部に表示される広告枠。
検索エンジン利用者が最初に目にするサイトといえます。
一方で、クリック単価が発生しますので、コストはかかります。
美容整形や矯正治療など自由診療領域の集客を検討している院にはおすすめです。
クリニックのオフライン集客方法

オフラインにおける集客方法を解説します。
看板を利用する

看板にもいろいろな種類があります。
- バス、駅、地下道などの公共機関や人通りの多い通路での広告
- ビルや通りに面した看板
などさまざまな種類があります。
デザイン性、インパクト、清潔感、見やすさ等さまざまな要素が必要になります。
当社では、経験豊富な女性デザイナーが多数在籍しております。
女性やご高齢の方をターゲットにしたいという方はお気軽にご相談ください。
チラシや地方誌広告への掲載

地方に行くと、地域密着でポスティングで配布するチラシなどがあります。
新聞の折り込みも活用することが可能です。
しかし、ポスティングでは、ゴミに捨てられてしまうケースも多いため、エリアや反応を予測するのが非常に困難です。
周辺の医療機関がだし続けているという場合は、反応が見込める可能性が高くなりますので、検討することをおすすめします。
クリニック集客はプロに相談

当社では、デザイナー、Webマーケター、システムエンジニアと幅広い人材が全て揃っております。
予約システムを何とかしたい
決済方法を導入したい
など、集客に関係があるけれど、想像ばかりで、具体的な施策検討が進まないお悩みも相談が可能です。
医療現場を知るマーケターも在籍しておりますので、お気軽にご相談ください。