
- 医療パトロールが強化されたことで通報されてしまった
- オウンドメディアによるブランディング強化をするべきか迷っている
- Googleビジネスプロフィールによるローカルseoを強化したい
- 医療脱毛の広告審査が通らない
- コンテンツマーケティングの施策のやり方が知りたい
こんなお悩みがありましたら、株式会社クロコにご相談ください。
美容外科集客関連記事。
今回の記事では、医療脱毛の集客方法について、Google広告の限定解除の活用法や注意点について解説します。
美容クリニック医療脱毛の市場レンド

大手美容外科だけではなく、個人開業のクリニックも増加しております。
こうした中で、医療レーザー脱毛の分野ではある動きが高まっています。
脱毛特化型医療施設の急成長

以下のような記事があります。
「脱毛特化型医療施設の急成長」である。脱毛特化型医療施設は、大都市圏にドミナント戦略で一気に開院、あわせて積極的なマスメディア展開を仕掛けることによって患者を獲得して急成長している。代表的な医療施設としてはリゼクリニック、アリシアクリニック、レジーナクリニックなどがある。
矢野経済研究所
人材確保に関する問題の顕在化

次のような課題が浮き彫りになっています。
「人材確保に関する問題の顕在化」がある。多くの美容医療施設では、確かな技術を持った人材の確保が課題となっている。急拡大した需要に対応できるだけの人材が医学部や看護師養成施設から供給されないこと、需要が急拡大しているので人材を十分に訓練する時間がないことなどの理由から、美容医療施設では人材確保が困難になっている。
矢野経済研究所
マーケティングの変化

広告の市場にも大きな変化が見られます。
「マーケティング面におけるリアルからネットへのシフト」である。医療施設におけるマーケティングはホームページ、ブログ、SNS、フリーペーパー、タウン誌、タウンページ、鉄道・道路広告など様々であるが、近年ではSNS、美容サービス検索サイト、インターネット検索連動型広告などインターネットを活用したマーケティングに注力する医療施設が増加している。
矢野経済研究所
今回の課題では、2つ目の人材の確保も関係がありますが、集客でも、ホームページ、SNSだけではなく、ブログなどのオウンドメディアの展開などを検討するクリニックも増えています。
市場はさらに拡大するのか?

美容皮膚科を標榜する医療施設の増加」である。施術内容としては外科的施術の割合は減っていく一方で、非外科的施術比率が高まっていくと見られており、従来のような形成外科の派生としての外科的施術の需要は減少傾向にある。これらの状況をビジネスチャンスと捉え、外科的施術の能力を持たない一般の皮膚科、内科などの医療施設が美容皮膚科を掲げ、非外科的施術を強化する動きが加速すると見られる。
矢野経済研究所
非外科的施術を強化する動きは、もうすでに5年以上前から始まっていました。
つまり、点滴やホルモン療法など主に注射や点滴を用いた施術メニューやPRP療法、高濃度ビタミン注射などの美容内科領域が拡大する動きが増加する可能性が高いといわれています。
医療脱毛の広告の審査は厳しいの?

医療脱毛の広告も二重価格の表示が禁止されたり、「キャンペーン」「期間限定価格」等の表記も禁止されてきました。
上記は、広告ガイドラインの変更に伴う規制強化の一つですが、最近は、少し違う動きが注目されています。
それが、「医療機関ネットパトロール」です。

上記のように、「うそや大げさな表現がないか」という点を誰でも簡単に名前等を明かすことなく報告することができるようになりました。
以下のような項目の報告が可能です。
- 対象の医療機関名
- 対象のURL
- 内容の虚偽がある
- 誇大な表現をしている
- 治療内容の説明がない
- 費用の記載がおかしい
- リスク・副作用の記載がおかしい
- 口コミや体験談を掲載している
- ビフォーアフター写真を掲載している
などの報告が可能になっています。
実際に通報する人は本当にいるの?
実際には2020年3月の頃までに、1年間で919件も通報されているというデータが公開されています。
つまり、医療広告だけではなく、公式サイトを含めて、広告ガイドラインへの対応に注意をしましょう。
医療脱毛広告と医療広告ガイドラインの注意点

実際にどんな内容に注意が必要なのでしょうか?
こんな質問にお答えします。
- ホームページや医師、スタッフのブログやコラムも広告であることを認識する
- キャンペーン、価格訴求等の表示は原則しないようにしておく。
- 京浜表示法や薬事法に抵触する内容にも配慮をする。
- 消費者保護法に抵触するような虚偽、誇大広告の対象は早めに修正を行う。
なども準備が必要です。
医療脱毛広告ページの記載内容

以下のような条件を満たすことが大切です。
- 未承認医療機器による脱毛施術であれば、限定解除に必要な情報を記載する
- 医療脱毛について詳しい説明を表記する
- 医療脱毛の施術費用や治療回数等を分かりやすく明記する
- 自由診療である内容を記載する
- 医療脱毛のリスクなどを載せる
- ユーザーからの問合せ可能な連絡先を明記する
- 医師や医療従事者の顔が見えるホームページにする
などがあります。
ここは要注意!
- 自動音声対応や予約専用電話番号は不十分です。
必ずスタッフなどの直接質問に応答する電話番号の記載が求められています。
限定解除要件については、別の記事でご紹介しています。
医療脱毛広告で集客効果を高める方法

医療広告ガイドラインに違反しない範囲でランディングページを制作し、リスティング広告やディスプレイ広告などに掲載することは可能です。
最後に、囲い込みをする方法を解説します。
ポータルサイトへの掲載

ポータルサイトは複数ありますが、脱毛サロンとは異なる分野で登録しておくことをおすすめします
しかし、以下のようなサイトはおすすめしません。
- 口コミの投稿機能があるサイト
- 美容医療全般に関するポータルサイト
上記のようなサービスの場合、結果的には、男性用でも女性用でも口コミがベースになってしまう可能性が高いので積極的に掲載する必要はありません。
美容皮膚科や学会など運営しているポータルサイトに掲載することをおすすめします。
例えば、「美容皮膚科の名医ガイド」などがあります。
オウンドメディアを運営する

美容医療の中でも、薄毛/AGAの治療で、さまざまな基礎知識や専門知識について解説するオウンドメディアを立ち上げるクリニックが多くなりました。
医療脱毛においても、VIOや脇などの部位ごとの施術後のケア方法やUVケア、自己処理などの注意点を紹介するなどメディアとして紹介する内容を掲載するのも有効な手段となります。
構成やキーワード選定については、弊社でもコンサルティングを行っておりますので、お気軽にご相談ください。
GoogleビジネスプロフィールによるローカルSEO、MEO

Googleビジネスプロフィールは、無料で利用可能なGoogleの公式サービスの一つです。
Googleビジネスプロフィールとは?基本的な使い方と活用法
【登録を行うメリット】
- 「エルア+施術メニュー」でGoogleの自然検索やGoogleマップでの検索を行った際、上位に表示される可能性があります。
- 営業時間や施術メニュー、口コミ、混雑状況などを3クリック以内で確認することが可能です。
- 内観や外観などの画像も投稿可能
- ユーザーのいる地点からのルートも簡単に探すことが可能。
といったように、無料で利用可能なサービスですが、活用している院が少ないエリアでしたら、積極的に利用することをおすすめします。
LP制作やホームページリニューアル

医療脱毛の男性用女性用のページをそれぞれつくることをおすすめします。
さらに、全身脱毛、脇、VIO、脚腕など部位別のよくある悩み毎にページを作ることで成約率が改善する可能性もあります。
医療広告ガイドラインに対応するページを量産することで、それぞれの専門特化したコンテンツを案内することができます。
ホームページには、基本の情報を中心として、各種モニター募集などを中心に展開するとシンプルになります。
コンテンツ型SEOで公式サイトを強化

美容外科や美容皮膚科領域での広告単価は、ライバルが増えることで簡単に入札単価も上昇します。
特に、集客強化を見込む時期には、1クリック単価が3000円~5000円以上になるエリアも珍しくありません。
つまり、広告費で競争に負けてしまうことを考えるのであれば、SEO対策によって、上位に表示させる施策を行うことが大切です。
コンテンツマーケティングについては、外注せずに弊社の担当が行うことも可能です。
他社が既に強化をしている場合には、これ以上差をつけられないようにするために早急に対策をすることをおすすめします。
医療脱毛の広告審査に落ちた時の対処法

- 広告代理店に依頼しているのに、広告審査に落ちたというだけで、具体的な修正課題が出てこない
- 一旦配信が開始した後に、すぐにまた広告がストップしてしまった。
代理店に依頼していても時間がかかるというお悩みがありましたら、弊社にご相談ください。
弊社では、自由診療の治療において、SNS広告とGoogle広告を併用した集客方法でコンバージョンを伸ばす施策を実施した実績もございます。
美容外科の広告運用を長年経験してきたプロのスタッフがページナイコンテンツから広告出稿までサポートしております。
お気軽にご相談ください。