
こんにちわ。
株式会社クロコWebマーケティング事業部です。
- Googleの検索結果で上位に表示させる方法を知りたい
- SEO業者から、E-A-Tの分野だからと断られた
- E-A-Tとは何かを知りたい
- E-A-Tのジャンルの場合、どんな対策が必要なのかを知りたい
こんな悩みにお答えします。
SEO対策関連記事。
【2022最新版】SEO対策とは?初心者向けにわかりやすく解説します
今回の記事では、E-A-Tとは?について、初心者向けにわかりやすく仮説します。
E-A-Tとは?

E-A-Tとは、以下のそれぞれの単語の頭文字を組みあわせた造語です。
頭文字 | 英単語 | 意味 |
E | experience | 経験 |
E | expertise | 専門性 |
A | authoritativeness | 権威性 |
T | trustworthiness | 専門性 |
過去のE-A-Tは、Googleの「検索品質評価ガイドライン」の中で「ページ品質評価の最重要項目」と書かれています。
2023年以降には、E(経験)が追加されました。
つまり、SEO対策には欠かせない重要基準となっています。
経験とは
E-E-A-Tの最初の文字である「Experience」について解説します。
コンテンツ作成者の実体験や人生経験の量を意味します。
たとえば、1ヶ月しかその内容に携わっていない人と3年、5年、10年と関わってきた人の内容はどちらが信頼できるでしょうか?
上級者が伝えるトピックについての経験や体験のほうが信頼しやすいのです。
このコンテンツを作成している執筆者は、SEO対策で10年以上の経験があります。
対策のポイント
経験があってもキーワード選定やコンテンツ制作における構成が間違っていては評価につながりません。
具体的には、
- 経験の打ち出し方や伝え方
- 根拠(エビデンス)
- 経験の量
- 経験に基づく具体的なアドバイス
などがなければ、ただ「○○年以上」と記載をするだけでは、意味がありません。
GoogleのWebサイト評価基準

SEO対策とは、「Search Engine Optimization」の略であり、検索エンジン最適化の略です。
検索エンジンには、審査基準がプログラムとして設定されています。
E-A-Tは、「コンテンツの質」に関係する評価基準の一つです。
Googleの検索評価基準については、General Guidelinesにて参考にしてください。
専門性とは?意味と対策

専門性とは、以下のような対象に対して適用されます。
- 記事を書いた担当者の情報
- 分野に特化したWebサイトか
- 関連コンテンツの有無
【対策方法】
単なる企業の雑記ブログのようなコンテンツ作成は避ける。
自社の専門分野に関連のキーワードを選択する。
内容もキーワードに沿った情報を公開する。
などがあります。
権威性とは?意味と対策

権威性とは、権威(社会的な承認)の有無や度合いを示す言葉です。
権威が高いとは、以下のような対象があります。
- 実績(表彰、資格、許可、認可等)
- 分野の第一人者である
などがあります。
【対策法】
権威性も専門性と同様に、一定の地位がある事を示す具体的な根拠(エビデンス)等を開示することが大切です。
ただ単に、文章のみの情報よりも具体的なデータがある方が信ぴょう性が高まります。
信頼性とは?意味や対策法
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信頼性とは、「与えられた条件で規定の期間中、要求された機能をはたすことができる性能」と定義されています。
対象に対する測定の精度のことで、再現性や等価性などの側面があります。
【対策法】
- 公共機関が発信しているなどの公的な情報
- コンテンツ発信者を明確にすること
- プロフィールや運営者情報等を充実させる
などがあります。
全ての記事を外注化(外部の主婦やライター)に任せることはあまりおすすめしません。
E-A-T導入のきっかけ

E-A-Tが導入されたのは、Googleのコアアップデートがきっかけでした。
検索アルゴリズムの仕組み

アルゴリズムとは、解が定まっている「計算可能」な問題に対して、その解を正しく求める手続きをさす。
つまりは、検索結果に対して、Googleが求める条件に当てはまるか否かを判断するための計算の一つ。
Googleは、独自の言語モデルによって、「入力された単語の中からどの単語をインデックスで検索すべきか」の解釈を検索結果に表示しています。
つまり、独自の類義語システムによって、ユーザーの意図をある程度理解することができるような仕組みになっています。
この答えをより、専門的な情報が求められる分野に対して、積極的に導入するようになりました。
E-A-T対象の分野

特に、専門性、権威性、信頼性が求められる分野があります。
「YMYL」に当てはまる分野となります。
「YMYL」とは、Your Money Your Lifeの略で、「あなたのお金と人生」を意味します。
つまり、健康、幸福、経済的安定、安全に悪影響を与える分野が対象となります。
代表的なのは以下のような分野で注意が必要です。
ジャンル | 具体的な内容 |
金融情報 | 年金、保険、税金などの公的事業に関連する内容 クレジットカードや投資などお金に関する情報 |
医療 | 健康や病気、メンタルヘルス、栄養に至る医療情報関連のページ |
法律 | 遺言書の作成、離婚、裁判など民事、刑事を問わず、法律関連のページ |
ニュース記事 | 災害時の対応や政策、国の対応などに関する情報 |
その他 | 宗教、人権などに関連する情報 |
などがあります。
特に厳しいのは、「医療」のジャンルです。
間違った情報を閲覧した人が健康を害することがないように、重要視されています。
WELQ問題が大きなきっかけになりました。
WELQ問題とは、DeNAが運営する医療情報サイト「WELQ」がコンテンツの品質や正確性を問われたことで、サイトの公開取りやめに至った経緯があります。
WELQ問題をきっかけに、キュレーションメディアやバイラルメディア全体のあり方が問われる事態に発展した一連の騒動の通称です。
つまりは、企業が運営しているからといって正しい情報とは限らないという問題が、世の中を騒がせたことで、信ぴょう性の見直しが本格的に始動したということです。
E-A-Tを意識したSEO対策の具体例

では具体的には何をすれば、検索順位で上位に表示させることができるのかをご紹介します。
テーマを絞り込む

テーマとは、その分野を絞り込むことが大切です。
雑記とかいろいろなジャンルを扱うよりも専門的な内容に特化することが重要です。
経験に基づく情報

わかりやすいのは、企業で言えば、実績です。
「お客様の声」などは、医療の分野では使えません。
ビフォーアフターの画像も使えません。
しかし、統計データを取り、オリジナルの分析を行った内容を公開することは間違いではありません。
ただし、エビデンスを後悔することで、信ぴょう性を高めることが可能です。
専門性のある先生に「監修」を依頼するなどの手法は以前に流行りましたが、実際には監修者の情報を掲載しても効果がないこともありますので、安易に鵜呑みにしないようご注意ください。
運営者情報を充実させる

わかりやすいのは、「誰が書いたか?」よりも運営者情報です。
サービス提供者の情報が掲載されていない。
ユーザーからお問合せができない。
実績も何もない。
上記のような状態を放置するのは好ましくありません。
住所、電話番号、問合せフォーム等を今一度確認するようにしましょう。
Whois情報を公開する

Whois情報は、企業情報を掲載している場合に限ります。
Whois情報代行を利用していることは問題ありません。
SSL対応させる

SSL対応とは、Secure Sockets Layerの略であり、インターネット上のデータ通信は、第三者によって傍受、改ざんされる危険性があるため、導入することで、訪問者のブラウザとサーバー間のデータ通信が暗号化される仕組みです。
HTTPSになっているのかを確認しましょう。
HTTPのままであれば、早期にHTTPSに切り替えるように、管理を依頼している業者に連絡をしましょう。
被リンクやサイテーション強化

サイテーションについては、別の記事でご案内しております。
被リンクとは、外部のページやサイトに自社サイトのリンクを貼ってもらうことです。
別の言い方では、「バックリンク」と呼ばれることもあります。
リンクも数ではなく、質が求められているため、数をたくさん貼りますという電話営業は断るようにしましょう。
引用や参照元に注意する

引用とは、書籍やインターネット上の文章をそのまま記載することです。
一方、参照とは、文章や図、グラフなどを資料として照らし合わせることを意味します。
そもそもどのデータを元にしているのか?
データの信ぴょう性はあるのか?
参考にする際には、公的機関や権威のある情報発信者の内容を選ぶようにしましょう。
記事の公開日と更新日を表示

ユーザーが信頼できる情報なのかを確認するポイントの一つに、情報の更新があります。
定期的に最新の情報に修正されていることが、内容をアップデートしているということになります。
過去の見解と今の見解が異なるような内容については、古い情報を削除して新しい情報を公開するようにしましょう。
キーワード選定を行う

SEO対策を意識する場合には、キーワード選定が重要になります。
キーワードを意識せずに投稿をするとどうなるのでしょうか?
以下のようなリスクがあります。
- 検索需要がないとアクセスが集まらない
- ユーザーの求める情報と一致しない
- ユーザーの疑問に答えるコンテンツとして評価されない
などがあります。
基本的には、検索ボリュームのあるキーワードを選ぶようにしましょう。
さらに、専門用語を可能な限り使わずに、大人から子どもまで幅広い年代に伝わる表現を心がけることが大切です。
E-A-Tのせい?順位が下がった時の対処法

検索アルゴリズムは、不定期ではありますが、アップデートを繰り返しています。
つまり、以前には上位に表示されていたコンテンツも評価が下がることで、10位以下、30位以下、50位以下、100位以下(圏外)となることもあります。
どうしたらいいのかわからない。
こんな時には、SEO対策のプロに相談しましょう。
当社では、10年以上SEO対策に携わってきた担当者が対応いたします。
外の会社で断られたという方も諦めずにご相談ください。
公式ウェブサイトの順位が下がる原因
知識も経験もある企業が公開しているサWebサイトであれば、必ず順位が上位に表示されるということではありません。
簡単な事例では、外部の知識がある専門家などに著者や監修として参画してもらうという手法を取り入れるサービスを行う企業もあります。
しかし、監修の場合、言及しているのかどうかがわかりません。
結果、監修=高品質と判断されるわけではありません。
あくまで、要素の一つとして、内部で明記するかを検討するのは良いでしょう。
しかし、監修という文字を重視しても、内部リンクをはじめとする関連コンテンツがほとんど存在しないコンテンツは、有益な情報として判断されない可能性があります。
そのため、ランキングでは、次から次に時間の経過とともに記事を投稿している企業の公式サイトでも順位が下がる可能性があります。
オウンドメディアでの対策方法
自社で運営するメディアとして、SNSアカウントだけではなく、オウンドメディアを運営する動きも高まっています。
一方で、オウンドメディアを担当する人間が社内にほとんどいない、または経験豊富なスタッフがいないため、外部の業者に依頼をするケースも増えています。
外部の会社に依頼した後には、適切に管理をすることが大切です。
単にSEO対策用ツールを使って文章を作成するだけでは、評価に繋がりません。
考え方としては、一次の段階では、外部に支援を依頼する。
次の段階では、社内で経験や知見に基づいたレポート等を明示する。
このように、業者と企業とがしっかり1つのコンテンツに対して向き合うことが大切です。
【2023年自社メディアの実績】

自社メディアを持つことは、資産になります。
月額制のサービスを外注するだけが方法ではありません。
弊社では、ご希望の企業様向けには、コンサル付きのサポートプランもご用意しております。
ホームページ制作、webサイトのリニューアルについてもお気軽にご相談ください。
弊社ではお客様のご希望に合わせて、費用内で修正なども柔軟に対応しております。
実績の下には、価格もご案内しております。
さまざまな業種、職種のお客さまの現在のお悩みを解決するために必要な情報をご提供しております。
SEOノウハウ提供によるサポート
弊社では、専門のノウハウを企業様宛に情報を提供するサポート業務も行っております。
先に一定の記事の増加を目指す場合には、メインコンテンツを作成します。
その後、順位が変動してきたら、徐々にアナリティクスの解析、分析の際のチェックリストやサーチコンソールの使い方、WordPressの編集もサポートしています。
カテゴリをはじめ、どこに何が書かれているのかをわかりやすく表記する「構造化スニペット」などの専門の知識について学べるオンラインサロンサービスもご提供しております。
一つひとつステップアップしていくことが大切です。
一度にすべてをチェックリストにまとめて確認するのではなく、一つひとつの特徴や重要性を伝えながら、細かい流れや記述の注意点もお伝えするように心がけております。
最終的には、他者に依存をするのではなく、自分自身でコンテンツをリライトできる状態に仕上げるためのサポートも行っております。
定期的なアルゴリズム変動対策を実施
過去に作った記事があれば、定期的にリライトをすることも大切です。
順位が下がった場合にも、すぐにどこが悪かったのかがわかる状態になると安心です。
最終的には内製化を実現したいとお考えのオーナー様もお気軽にご相談ください。
デザインでは解決できない問題点
ホームページ制作には、2ヶ月~3ヶ月程度のお時間が必要です。
最も重要なのは、制作する前のリサーチです。
- 競合他社を含めたライバルチェック
- 現在のホームページで改善しなければいけないポイント
- seoに強い内部構造やカテゴリ、コンテンツなどの全体設計。
- ユーザーが求めている情報やキーワードのリサーチ
- 現在のホームページに対するGoogleの評価
- 地域に合わせた情報の発信
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など、細かい点まで専用のツールを利用します。
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デザイン性も大切ですが、それ以上に売り上げをアップさせるためにはどうすればいいのかを考えることが重要です。
お客様の目に入った時、どうすれば選ばれるようになるのか?
どの程度の完成度を求めて現在のホームページを改修するべきなのか?
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