
- 自分でできるSEO対策のポイントを探している
- 重複コンテンツって何?
- 重複コンテンツなのかを調べる方法が知りたい!
- 重複コンテンツになっていたら、ページを削除するべき?
こんなお悩みがありましたら、株式会社クロコにご相談ください。
弊社では、SEO対策、SNSアカウントの無料添削サービスを実施しております。
今回の記事では、重複コンテンツの意味やチェック方法、修正方法などをわかりやすく解説します。
重複コンテンツとは

重複コンテンツとは、検索エンジン最適化の分野で使用される専門用語です。
別の表現では、「コピーコンテンツ」とも呼ばれます。
複数のWebページにおいて、重複コンテンツが存在すると、似たコンテンツをブロックします。
タイトルやテキスト文章を定型化すると、重複コンテンツになりやすいため、注意が必要です。
Google品質評価ガイドラインの内容
Googleの検索順位を決める上で、「Google品質評価ガイドライン」があります。
中身を確認すると、以下の5つが表記されています。
- 検索品質評価の概要
- ページ品質評価に関するガイドライン
- モバイルユーザーのニーズの理解
- ニーズ目ッと評価に関するガイドライン
- 評価プラットフォームの活用
など、検索上位に上がるコンテンツに関して表記されています。
わかりやすく解説します。
ページの目的 | ウェブサイトの目的と合っていることが大切です。 簡単に言えば、関連性に関係します。 |
専門性、権威性、信頼性 | E:expertise A:authoritativeness T:trustworthiness 略称は、「E-A-T」と言われています。 2023年以降の情報では、「経験」も加わり、「E-E-A-T」となりました。 |
コンテンツの質と量 | コンテンツは質が求められますが、量も必要です。 ページコンテンツの質が高くても、量が1ページでは、上位に表示されないキーワードも多いです。 反対に、量産されているサイトでも各コンテンツが低い場合には、上位に表示されません。 |
情報発信者の提示 | 個人と法人では、権威性、信頼性が異なります。 ウェブ上に匿名ではなく、情報発信者を明記することで、情報の信頼性を向上させましょう。 |
ウェブサイトの評判 | ウェブサイトの評判は、リンクによって把握されています。 サイテーションや外部リンクが重要視されています。 |
関連記事。
サイテーションとは?獲得方法やseo,meo効果の基礎知識について解説
E-E-A-T対策とは?googleの評価基準の重要性と評価を高めるポイント
コンテンツSEOとは?メリットデメリットと具体的な手順と比較ポイント
企業においても、注意が必要なジャンルがあります。
具体的には、YMYLジャンルと言います。
Your Money Your Lifeの略語で、「将来の幸福、健康、経済的安定、人々の安全に影響を与える可能性のあるページ、トピック」を指しています。
具体的には、以下のような分野が対象となります。
- 行政、政治、法律
- 金融
- 健康・医療
- 民族
- 最新ニュースや時事問題、イベント
- その他、人生に影響を及ぼしやすい分野
人生に影響を及ぼす分野の中には、フィットネス、住宅情報、職業や転職の選択等が関わってきます。
専門知識や経験などの裏付けがない情報は、上位表示されません。
新規に参入する際にも、その他の分野と比較すると、難易度が高くなります。
重複コンテンツの基準

重複コンテンツは、「複数の異なるURLから同じコンテンツにアクセスできるようになっているのか?」が判断基準となっています。
簡単に言えば、以下のような条件に当てはまる対象となります。
- URLは異なるが、内容は重複している
- 文章は異なるが記述内容は類似している
- キーワードは異なりますが、検索意図が類似している
などに当てはまると、内容自体が同じと判断されてしまい、重複コンテンツとみなされる可能性が高くなります。
重複コンテンツとSEOへの影響

重複コンテンツを検出した際には、重複URLを一つのクラスタにグループ化します。
検索結果には、代表するURLとして、最適と判断したURLを選定します。
簡単に言えば、コンテンツの量が最も多いURLを選択するなどの自動最適化が実行されます。
被リンク評価が分散される

検索エンジン最適化の一つに、被リンクの有無があります。
似た内容を別のURLで公開すると、内容が良くても、被リンクが分散されてしまいます。
つまり、評価が割れてしまうことで、本来得られるはずの評価が得られません。
ペナルティの対象になるリスク

重複コンテンツとみなされたページは、ペナルティの対象となります。
なぜなら、「コピーコンテンツ」を禁止しているためです。
インデックスが削除されてしまう可能性があります。
最終的には、検索結果から消されてしまうということになります。
インデックスの仕組みについては、別の記事で解説しています。
重複コンテンツのチェック方法

重複コンテンツであるかどうかはGoogle公式の無料サービスから確認することができます。
Google Search Consoleで確認

以下の順で確認しましょう。
- Google Search Consoleにログインする
- 左上にあるメニュー(三本線)を開いて、「手動による対策」を選択
- 結果が表示されている内容を確認
上記の手順で、「問題が検出されませんでした」と表示されている場合には、問題ありません。
上記以外の表示があれば、対象のページを修正しましょう。
チェックツールは必要?

重複コンテンツを専用ツールで確認する方法もあります。
しかし、Googleの公式サービスで十分なデータを取得できますので、あえて外部のサービスを利用する必要性は感じられません。
いずれの内容でも重複コンテンツが存在するかどうかであり、具体的なコンテンツの中身の改善ポイントまでは吐き出されることはありません。
つまり、別のツールを使う分だけ、情報共有しにくくなります。
よって、時間を節約するなら、外部ツールを使う前にGoogle公式サービスでチェックすることをおすすめします。
重複コンテンツを回避する方法

これまでご紹介してきたような内容であれば、同じ文章を記載しないようにすれば対処が可能です。
しかし、上記以外のよくある失敗原因をご紹介します。
URLの表記ミス

URLは、一つでも、一貫性がないと、重複してしまう可能性があります。
具体的には、以下のような表記に注意が必要です。
- 「www」の有無
- 「http」と「https」の混在
- 外部サイトの記載内容のコピー貼り付けによって作成されたコンテンツ
- PC用途スマホ用のURL分岐機能の搭載
などがあります。
特にリニューアル等をした際には、対象のページからリダイレクト設定を施すことをおすすめします。
リダイレクトとは?種類や警告や不正のSEO対策上の対処法を解説
中には、canonicalタグを使用して、別々のURLのまま運用をしたいという方もいらっしゃいます。
もし、正規URLが明確になっている場合には、業者に相談しましょう。
しかし、canonicalは、あくまでクローラーに対する案内です。
よって、アクセス数が多いページでは、canonicalを記載したページ以外のページが正規URLと判断される可能性もあります。
よって、表示させたくないページがある場合には、「noindex」等を利用することをおすすめします。
Search Consoleでの設定ミス

Search Consoleには、URLパラメータツールがあります。
URLパラメータとは、以下のような表記があります。
パッシブパラメータ | サーバー上のプログラムが内部的に使用するためのパラメータ。 Webコンテンツの内容が変わることはありません。 |
アクティブパラメータ | 指定したパラメータの値によって、Webコンテンツの内容が変化するタイプ。 |
パラメータを使用するのは、Web広告やメルマガなど複数のコンテンツからの流入を見込んだ場合に、わかりやすくするために利用することがあります。
しかし、この設定を間違えてしまうと、重複してしまう可能性があります。
特に、特殊文字(?、&など)をURLエンコードに変換せずに使用しているかなどのチェックが必要です。
外部にコピーされたら?

自社でのコンテンツがオリジナルであり、外部の業者が自社のメディアを丸パクリしたり、コピーされていることもあります。
このような時には、Googleの関連フォームから「著作権侵害の報告:ウェブ検索」の申し出を行いましょう。
重複コンテンツは、Googleガイドラインの違反の対象です。
放置をせずに、適切に処理をしましょう。
内部リンクに注意する

内部リンクのドメインも必ず統一するようにしましょう。
非常に細かい部分ですが、URLの最後の「/」の有無もチェックするようにしましょう。
対象ページの削除を行う

公開されているページの中で、同一の内容だと思わずに公開してしまった場合には、どちらか一方を削除するようにしましょう。
以前のサーチコンソールには、重複するメタデータ(description)やタイトルタグの重複などがサーチコンソール管理画面の中で確認できました。
しかし、最近は、良好またはエラーという二つをエクスペリエンスで確認しなければいけないので、定期的にチェックすることをおすすめします。
重複している可能性があると思ったら?

最後に、自分で公開したブログやコラムの記事を見直す方法をご紹介します。
sujiko.jpを使う

sujiko.jpを利用すると、対象のURLを入れることで、タイトル、本文、HTML、canonicalの各項目における類似ページの判定結果を確認することができます。
コンテンツ作成のネタ切れでお困りの方へ

コンテンツ型SEOなら、弊社にご相談ください。
コンテンツSEOとは?メリットデメリットと具体的な手順と比較ポイント
自社のスタッフ(担当者)に記事のライティングを依頼している時に、以下のような悩みはありませんか?
- 何を書けばいいのかわからない
- もうネタがない、思い浮かばない
- リライトするのが難しい
- タイトルやディスクリプションがうまく設定できない
こんなお悩みがありましたら、弊社の無料添削サービスをご利用ください。
専門ツールを利用しながら、御社の強化したいキーワードに必要な対策方法を具体的に開示いたします。
Googleガイドラインに準拠することはもちろんですが、高品質となるコンテンツを制作する方法もご紹介しております。
上位表示を目指すだけではありません。
最終的には、本来の目的である検索ユーザーからの集客効果を実感するために必要な施策をご提案しております。
無料添削をご希望の方は、お問合せフォームよりご相談ください。
弊社にて行っているサービスの中の一部を無料ダウンロード可能な資料にまとめております.
関連記事