リダイレクトとは?種類や警告や不正のSEO対策上の対処法を解説
  • Webサイトを新しいURLで作ろうか検討している!
  • 旧サイトのユーザーを新しいURLへ誘導したい!
  • リダイレクトすればいい!と言われたけれど、リダイレクトって何?

サイトのリニューアルや新規サイトの立ち上げでよくある悩みをご紹介します。

今回の記事では、リダイレクトの種類や設定方法、Googleからの警告への対処法を解説します。

リダイレクトとは?

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Webサイトにおけるリダイレクトとは、ウェブサイトの閲覧において、指定したウェブページから自動的に他のウェブサイトに転送することです。

別の言い方では、URLりダイレクトとも言われています。

リダイレクトが必要な理由

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サイトを新しいURLで作ってしまうと、過去に訪問したユーザーがサイトにアクセスできなくなってしまいます。

リニューアル後に、何もせずに放置してしまうと、「404 Not Found」というページが表示されてしまうので注意が必要です。

ブックマークやお気に入り登録しているユーザーにとっても、旧サイトにアクセスをしようとした際に、アクセスできなくなってしまうリスクがあります。

最大のリスクは、「ユーザー」が企業に対して不安や疑念を抱いてしまい、アクセスしなくなってしまうのです。

Google対策

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旧サイトから新サイトへの引継ぎを行っておかないと、Googleのアップデートやクローラーが巡回した際に、評価が著しく下がってしまう可能性がります。

リダイレクト設定とSEOの悪影響

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リダイレクトが正しく行われていれば、検索順位で上位にあるページは、リダイレクトしたことで、検索順位がリセットされる心配はありません。

リダイレクトの種類

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リダイレクトには、2つの種類があります。

301リダイレクトHTTPヘッダーに含まれるステータスコードの一つです。
URLが恒久的に変更される際に使用します。
用途:サイト移転、ドメイン変更
302リダイレクト要求されたWebページを一時的に別の場所に転送する方法です。
HTTPステータスコードの一種です。
用途:数日から1週間程度の一時的な転送に用いるのが一般的です。

301リダイレクト

301リダイレクトとは、旧URLから新URLに変更した時に、恒久的なURL変更を表す「301 Moved Permanently」を返すための転送処理のことです。

301リダイレクトを行うことで、SEOの評価を引き継ぐことができます。

302リダイレクト

302リダイレクトとは、短期的なページ転送時に使用されます。

具体的には、

  • 一時的なエラーや不具合等が発生した場合
  • システムメンテナンスを行う期間
  • リニューアルのテスト運用などの実施するタイミング

等に利用されます。

302は、長くても1ヶ月以内と言われています。

301と302の違い

301と302の大きな違いは、301リダイレクトの場合、転送先のURLは、インデックスされることです。

よって、Googleの処理としても301の方が302に比べて処理が速いことも違いと言えます。

リダイレクトの設定方法

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リダイレクトには、4つの方法があります。

.htaccessによる方法

.htaccessとは、サーバーを制御するファイルのことです。

転送の設定を.htaccessに記述することで、転送前のページが消滅しても、ユーザーを転送することが可能になります。

リダイレクトの警告とは?

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リダイレクトの設定を行うと、Googleは、サイトに訪問したユーザーに対し、以下のような文章による警告を行っています。

「表示中のページから「URL」にリダイレクトしようとしています。

このページにリダイレクトしないようにする場合は、前のページにもどってください。」

つまり、身に覚えのないページに勝手に飛ばされないようにユーザーを保護しようとしてくれます。

何も問題がないページでも、Googleから警告を発していることがあります。

よって、ユーザーに安心してもらうためにも、SNSなどを通じて、サイトのリニューアルやリダイレクト先を事前に案内しておくことも大切です。

Cookieによる影響

警告が表示される原因の一つに、検索ユーザーのCookieが関係しています。

Cookieとは、ユーザーのログイン情報などを一時的に保存するための仕組みのことです。

Google Chromeなどのブラウザに保存されたCookieが原因でりだいれくとが表示されることもあります。

短縮URLの使用による影響

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短縮URLとは、文字列が長いURLを短い文字列に変換したURLのことです。

短縮URLを利用した時には、短縮URLサーバのデータベースを経由します。

よって、目的のページにアクセスするために、2段階のステップを踏むことになります。

結果的に、全く関係のない短縮URLのページにアクセスすることになりますので、警告の対象になることがいあります。

最近は、短縮URLを利用した悪質なサイトも増えているため、あえて短縮URLを利用するのは避けたほうがよいでしょう。

リダイレクトの警告の対処法

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リダイレクトの際にも警告を出さないようにするためには、Cookieの削除をすることも一つの方法です。

Google ChromeでのCookieの削除方法

  1. パソコンで、Google Chromeを起動する
  2. 右上にある「その他のアイコン」→「設定」の順に開きます。
  3. プライバシーとセキュリティを選択
  4. Cookieと他のサイトデータをクリックします。
  5. 右上の欄でウェブサイト名を検索します。
  6. サイトの右にある削除のゴミ箱ボタンをクリックします。

以上の作業を終えて、再度訪問することで、スムーズに転送されるのかを試してみましょう。

新しいURLでサイト制作をご検討の方へ

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  • 以前に使用していたURLは、社名や店舗名が古い。
  • サービス、商品名に特化したURLに変更したい
  • 各種サービスページを公式サイトにまとめたい

など、ホームページ制作や運用の方針転換はよくある話です。

しかし、リダイレクトをしたほうがいいのか?

そのまま、それぞれで運用した方が良いのか?

こうしたお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。

特に、SEO対策を実施中または、今後新しいサイトで検討されている方は、影響も考慮しながら、ご提案いたします。

サイト設計、オウンドメディアの基本的な運営方針などお困りごとがありましたら、お気軽にご相談ください。

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