
- SEO対策で中長期の計画を立てたい!
- ロングテールキーワードって何?
- ロングテールキーワードを見つける方法が知りたい!
- ロングテールキーワードを探すためのツールはあるの?
こんなお悩みがありましたら、株式会社クロコにご相談ください。
弊社では、オウンドメディアをはじめ、ECサイト集客用のコラム作成だけでなく、キーワード選定、記事投稿のやり方等内製化支援も行っております。
今回の記事では、ロングテールキーワードの探し方や使う際の注意点などを分かりやすく解説します。
ロングテールキーワードとは

ロングテールキーワードとは、「複数のキーワードを組み合わせる形で構成された1つのセット」です。
具体的には、「飲食店 銀座 ランチ」や「洋菓子店 東京 新橋 安い」などを指します。
別の言い方では、「複合キーワード」とも呼ばれます。
地域名を含めたキーワードの場合は、「ローカルキーワード」とも呼ばれます。
検索ボリュームが比較的少ないキーワードのことを指します。
キーワードの数は、3語、4語で構成されていることが多いため、月間検索件数が少ないのが特徴です。
ロングテールキーワードのメリット

- 検索者のニーズがより明確になります
- コンテンツを作りやすくなります
- 的を絞ったコンテンツ作成となり、上位表示されやすくなります
結果的に、アクセスが増える可能性もありますし、コンバージョン率を高める効果も期待できます。
ロングテールキーワードのデメリット

- 1つの組み合わせでは、検索件数が少ないため、アクセスアップに繋がりにくい
- 量産が必要である
- キーワード選定を間違えてしまうと、全くアクセスが集まらないこともある
つまりは、ロングテールキーワードは、ただ単に、キーワードを組み合わせるものではなく、カテゴリ、タグなどサイト設計を意識したキーワード選定のスキルが必要です。
ロングテールキーワードの探し方

ロングテールキーワードを探す際には、軸となるキーワードを選定する必要があります。
軸を決める方法

軸とは、簡単に言えば、「1語又は2語のキーワードの組み合わせ」のこと。
初心者でも簡単に探せる方法をご紹介します。
初心者におすすめのツール

「ラッコキーワード」がおすすめです。
ラッコキーワードを使用することで、以下の作業が簡略化できます。
- サジェストキーワードを一発で取得できる
- YouTube、Google、Bingなど検索エンジンごとのニーズの違いを把握できる
- キーワードのボリュームが多いものは、100以上の関連キーワードを取得できる
しかし、このツールを使う際にも注意点があります。
それは、ライバルが多いキーワードを選んでしまうこと。
簡単に言えば、「飲食店」「居酒屋」「クリニック」「歯医者」「美容院」「サロン」などビッグワードを軸とすると、量が多すぎて的を絞るのが難しくなります。
キーワードプランナーの使い方

キーワードプランナーとは、Google広告のアカウント取得済の広告主が利用可能な広告運用ツールです。
無料で利用することも可能です。
しかし、「地域」や無料でも何を入力すればいいのかわからない方にとっては、本来の機能を活かしきれません。
検索ボリュームを知ることができるだけではありません。
使い方や調べ方などがわからない方は、お気軽にご相談ください。
ロングテールキーワードの使い方

ロングテールキーワードの候補が見つかったら、実際にコンテンツ作成に入ります。
コンテンツ作成の注意点

コンテンツを作る際には、以下の点に注意しましょう。
- 1キーワードにつき、1コンテンツで計画を立てる
- コンテンツは、関連記事を意識して投稿する
- 記事タイトル、説明文にも狙うキーワードを含める
- 記事本文には、根洗うキーワードを詰め込み過ぎない
などがあります。
コンテンツ作成は、ただ単に文章を作ればよいということではありません。
文字数、見出しの数や文字数、鮮度、ランキング、おすすめなど要素を意識することが大切です。
ロングテールキーワードを探す際の注意点

キーワードを分類する

ユーザーがインターネット上で検索するキーワードは、以下のように分類されます。
Doクエリ | 取引をしたい前提 行動するために使用するキーワード 例:定期購入、資料請求等 |
Knowクエリ | 知りたい、情報収集が前提 行動からは少し遠い認知に該当するキーワード 例:どうする、対処法、対策等 |
Goクエリ | 特定のサイトを表示させたい、特定のページ(場所)へ行きたいというユーザーの意図を表すキーワードです。 ほぼ固有名詞であることが特徴です |
Buyクエリ | 商品名やサービスを購入すべき価値があるかを調べたいというユーザーの意図を表すキーワードです。 Goクエリの中でも、「購入」の意図に絞ったキーワードです。 購入に対して前向きな姿勢が伺えるため、高い成約率が見込めます。 |
収益化や売上アップを目的とする際に、「Buyクエリ」や「Doクエリ」にばかり集中してしまうのは避けましょう。
上記4種類をバランスよく配置することが重要です。
最終的に狙うべきキーワード

購買、購入などの具体的なユーザーのアクションを起こしやすいキーワードの中でも、検索ボリュームを増やしたいのは、「Goクエリ」です。
つまり、ブランディングを強化することで、「商品カテゴリ」ではなく、「会社名」「サービス名」による検索数を増やすことが集客力の強化に繋がります。
キーワードは定期的に更新する

検索ニーズは、世の中の動きや流行によっても大きく変わります。
具体的には、2023年の電気代高騰化により、節電方法に注目が集まりました。
「エアコン」を検索する人は一定数存在しますが、「こたつ」「電気毛布」等は、電気代がかかると思っている人もいたはずです。
しかし、「こたつ」のほうが、「エアコン」よりも節電効果が高い。
こんな情報がメディアで放送されたらどうなるでしょうか?
一時的に「こたつ」の検索ボリュームは増加します。
こうしたキーワードの動きは、季節性のトレンドも関係します。
よって、3半期、4半期を目安として、次のシーズンのトレンドを意識したキーワードも意識することが大切です。
YMYL、E-E-A-Tに注意

キーワード選定の際に、「YMYL」領域には注意が必要です。
「YMYL」とは、「Your Money Your Life]の頭文字を取った略語のことで、「あなたのお金と人生」を意味します。
つまり、健康、保険、法律、政府機関、公共機関、社会サービス、金融などの人生でお金や大きな影響を与える内容に該当するジャンルやテーマが対象です。
Googleの検索においては、「E-E-A-T」の仕組みが採用されています。
E-E-A-T対策とは?googleの評価基準の重要性と評価を高めるポイント
サイト全体と記事の一致率

サイト全体の中で、関係のないキーワードを使用するのは避けましょう。
わかりやすい例
不動産業の賃貸物件を紹介するコンテンツを用意しているのに、突然レシピの内容を投稿する。
このように、専門性が低い分野を選ぶと、権威性も経験も信頼性もないため、カテゴリの評価が下がる可能性もあります。
Googleの検索品質評価ガイドラインで定義されているウェブサイトの評価基準を意識してサイト全体の設計を考えることが大切です。
ロングテールキーワードはツールがあっても無意味?

有名なツール
- Ubersuggest
- ahrefs
- Keyword Tool
以上のツールを使用した経験のあるWeb担当者様からの相談も増えております。
世界各国で利用されている無料ツールもあります。
しかし、競合サイトを調べても、ドメインスコアをチェックしても、次の一歩の計画の立て方がわからない。
こんな悩み相談が増えています。
今回ご紹介したツールの無料プランでは、検索エンジンの最適化は対応しておりません。
あくまでも、キーワードを複数取得したいというだけであれば、ラッコキーワードで十分です。
ロングテールキーワードとコンテンツ作成をご提案

弊社では、SEO対策をサイト設計の企画、立案から対応しております。
サイト設計とは、Webサイトを作成する前にあらかじめどんなサイトのテーマを選ぶべきか?から検討します。
キーワード選定を含めたコンテンツ施策のスケジュール管理や内部リンク、被リンクなどの総合的な計画までご提案が可能です。
効率的なSEO対策を実施するために

既存サイトにて、既に外部の業者に依頼しているのにうまくいかない。
こんなお悩みもご相談ください。
まずは、サイト全体を見直します。
既存記事の中で、修正すべき要件定義をきちんとまとめる事から始めましょう。
その上で、ご予算に合わせて優先順位の高い内容から順に着手します。
3ヶ月、6ヶ月、1年などご要望の期間に合わせて、ご提案をさせていただきます。
順位のためではなく、集客力強化が目的

検索順位で上位になっても、ユーザーの反応がないページは維持することは困難です。
検索エンジン最適化だけを目標とするSEO対策では、費用対効果を実感することはできません。
SEO対策の費用対効果【料金相場と計画のコツ】|株式会社クロコDX支援
つまり、最終的には、お客様からお問合せや商品の購入など成約につなげるための施策を検討しましょう。
まずは無料添削から

弊社では、現状分析に力を入れております。
- 流入分析
- サイト内コンテンツ分析
- 被リンク分析
- ライバルチェック
- ドメインスコアの平均値
など多角度的に現状を分析、解析いたします。
お気軽にご相談ください。