
- 歯医者はコンビニより多いといわれているから集客も難しいのかな?
- 歯医者のブランディングってどうすればいいのかな?
- うまくっている歯医者は何をしているのか知りたい!
歯科医院の集客方法でお困りでしたら、株式会社クロコにご相談ください。
弊社では、2022年から2023年にかけて歯科医院のMEO対策も実施しており、集客の反応も出ております。
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今回の記事では、歯科医院の集客方法についてわかりやすく解説します。
歯科医院の集客準備に必要な情報

まず、適切なマーケティング戦略を立てるには、準備が必要です。
ただ単に、周囲で成功している事例を見つけて真似をしてもうまくいかないことも多いです。
具体的に、何を準備するのかをご紹介します。
受付や歯科衛生士の対応の特徴

歯科医院の口コミ、評判によく出てくるワードは、3つあります。
- 受付や歯科衛生士などのスタッフの対応について
- 歯科医について(怖い、怒られた等)
- 予約が取れない、混んでいるなどの待ち時間や診療時間
まずは、集客をした時、反応が合ったらどのような対応を行うのかをマニュアル化しましょう。
- 当日予約を希望されている方への案内方法
- 急患の問合せについての確認手順や案内の流れ
- 電話、LINE、メールなどの受付方法の対応
- ポータルサイト経由の相談や予約の受付方法
など、それぞれの問合せ先や内容に応じた回答を統一しておくことも大切です。
施設内の強みと弱みを理解する

歯科医院が差別化するポイントは、いくつかあります。
- おむつ交換台もあるトイレ
- 車いす対応のバリアフリー構造
- キッズルーム完備
- ガチャガチャや玩具、シールなどの子どもの歯科対応のサービス
- フローリングやフロアタイルなど滑りにくい素材の使用
- 空気清浄機や浄水器などの設置
- 個室の有無
- レントゲンやCTなどの医療機器設備
- 駐車場の台数や駐車場の場所
など周囲のクリニックと比較した際、どの分野で強みとなるのか?
反対にどういう設備が現状で不足しているのか?
など強みと弱みを知っておくことで、問合せがあった際の回答も準備するようにしましょう。
インフォームドコンセントの徹底

歯医者、皮膚科、小児科、整形外科、脳外科など診療科を問わず、患者様からのニーズが高まっているのが、インフォームドコンセント。
医師から直接カウンセリングを受けられる体制が整っている歯科医院を選ぶ方が増えています。
一方で、怖い、怒る、説明がわかりにくいなどの対応に不満があると、患者様は「歯医者を変えたい」という意思を示すようになります。
基本的に現在の診療状況でニーズのある治療項目からチェックしましょう。
どうしてリピート率が高いのか?
どのような世代に共感の声が多いのか?
など、現状の強みを観察することも大切です。
治療内容とターゲット設定

歯科医院には、さまざまな治療があります。
- 予防歯科
- 歯科健診
- インプラントなどの義歯、入れ歯治療
- 歯周病治療
- むし歯治療
- 審美歯科(ホワイトニング等)
- 矯正歯科(マイオブレース、保険診療対象等)
さまざまな治療がありますが、中でも集客を強化するべき対象を絞り込むことも大切です。
地域とターゲットの相性によっては、Webマーケティングに力を入れるよりも地域密着のチラシや地方誌への広告掲載のほうが反応が良いこともあります。
一方で、先代から引き継いでいる知名度のあるクリニックの場合には、ホームページ、SNS等を強化することで、集客できる可能性があります。
新規開業や開業2年目、3年目と10年以上では戦略も異なります。
競合他社の動きの特徴を観察する

仮に、近所の歯科医院が、地方誌媒体で長い間掲載を続けているのがわかっていてもすぐに同じ土俵で勝負するべきかは検討が必要です。
なぜなら、価格帯やアクセス条件、診療時間や休診日などさまざまな条件がマッチしている理由かもしれません。
つまり、競合他社の動向を確認する際には、相手の強みを理解した上で、そのターゲットとなる年齢やエリアなども細かくリサーチしましょう。
歯科医院の集客を成功させる方法

歯科医院の集客方法を順にご紹介します。
公式サイト
まずは、公式サイトを用意しましょう。
公式サイトを既に用意してあるのに、反応がないという時には、アクセスの解析などを行うことも大切です。
具体的には、以下のようなポイントを細かく見ていきましょう。
- 検索しているユーザーが最初に訪れたページはどのページ?
- 流入しているユーザーの住まいのエリアや性別、年齢層
- 離脱率の高いページの特定
などがあります。
新規で立ち上げる場合には、「地域名+歯医者」でSEO対策を実施することで、上位に表示されるように準備をしましょう。
【2023最新版】SEO対策とは?初心者向けにわかりやすく解説します
公式サイトの相場は、格安では、5万円程度からありますし、動きのあるデザイン性を意識したページであれば、100万円以上となります。
地方誌媒体を活用する

各都道府県の中でも、市区町村をブロックとして、地域限定でポスティングによる配布を行っている媒体も注目しましょう。
審美歯科やホワイトニングなどは、サロンも進出しているため、同じエリアで歯科領域の施術を行っている店舗の広告なども観察しましょう。
新聞を読む人は確かに減っていますが、ターゲットの年齢層が高い場合、新聞の折り込みチラシでも反応が出る地域もあります。
折込チラシの場合は、1枚3円~6円が相場となり、1回の配布は、10万枚以上ということも多いため、月額30万円~60万円以上となることも珍しくありません。
配布先が細かく指定可能な媒体となると、1枚あたり5円~10円かかる物もあります。
つまりは、月額50万円~100万円をかけて、チラシを使用するべきかを検討することになります。
チラシは、長く家の中で保管されていることもありますので、一定期間は配布を継続しましょう。
数ヶ月経過してから、反応が出てくることもあります。
電柱や停留所の看板

バスや公共機関の主要駅、タクシー、バスなどの看板スペースへの投稿も可能です。
他にも、電柱やビルに設置可能な看板もあります。
ポータルサイトへの掲載

ポータルサイトとは、wwwにアクセスするときに入口となるウェブサイトのこと。
さまざまな業種、職種、サービスに特化したコンテンツへの入り口を用意してくれているWebサイトのことです。
具体的には、EPARK、歯科タウンなどがあります。
しかし、ポータルサイトの中には、有料のオプションを用意しているサービスもあります。
ユーザー数が多いことポータルサイト内での検索上位表示など魅力のあるプランも用意されていますが、来院に繋がらず、キャンセルとなった場合にも、成果報酬が発生するケースもあります。
契約前には、契約期間や解約時の条件等を細かく確認しておくことをおすすめします。
SNSの活用

歯科のSNSでは、Twitter、Instagram、YouTube、LINEなどがあります。
多くの歯科医院で、ネット予約や無料相談の窓口として、SNSを活用する院が増えています。
初診でご来院された患者様へのアフターフォローなどでも活用できます。
情報を発信する際には、広告ばかりではなく、患者様の知りたい情報や役に立つ情報を心がけることで、ファンを育てる効果もあります。
Googleビジネスプロフィール

Googleビジネスプロフィールとは?基本的な使い方と活用法
Googleビジネスプロフィール(旧:Googleマイビジネス)は、無料で利用可能なGoogleのサービスです。
Googleマップ等を利用して「近くの歯医者」などのローカル検索をしているユーザーにいち早くクリニックの存在をアピールできるのがメリットになります。
Googleマップで上位に表示させる施策をMEO対策といいます。
MEO対策とは?具体的な上位表示方法のコツとポイントを徹底解説
歯医者で売上をアップさせる方法

昔から親子2代3代でお越しいただけているような成功したクリニックもあります。
一方で、保険診療の治療だけでは、物価の高騰化やスタッフの賃金アップなどで、利益が出にくい状態になっているクリニックもあります。
自費診療領域の集客

自費診療とは、保険適用外の全額自己負担による治療を意味します。
自費診療の対象としては、インプラント、矯正歯科、審美歯科、ホワイトニングなどがあります。
1度の治療で、10万円以上の治療費となるような診療内容について、集客力を強化することで、経営の安定を図ることも可能です。
リピート率を改善する

歯医者では、1度の来院で全て完結する治療は少ないのも特徴です。
初診はたくさん来るのに、再来に繋がっている件数が少ない場合には、内部から見直すことも大切です。
診療時間が合わない、予約が取れない、対応が悪いなど何か原因があるかもしれませんので、顕在客のニーズを掘り起こしましょう。
Web予約システムの導入

2020年以降、新型コロナウイルス感染症対策の一環として、完全予約制を採用している歯科医院も増えました。
従来の電話での受付だけではありません。
Web予約に対応することで、電話対応の時間を削減し、自動で空き状況を公開できる仕組みも整ってきています。
月初から月末に向けての日々の予約件数や治療費を入力することで、曜日や時間ごとの単価をリサーチすることもできるシステムもあります。
今の診療体制や一人当たりの施術時間など、何か見つめ直す点があるかもしれない。
こんなお考えがあれば、まずは予約システムによる会計や予約管理状況を確認しましょう。
決済方法を広げる

歯医者に行く際にも、患者様の中には以下のような決済方法に対応しているのかをチェックするママも増えました。
- payapyが使える
- クレジットカードが利用できる
- 歯科ローンが使える
- 電子系ICカードが利用可能
- その他電子マネーが利用可能
など、自分たちのよく使う決済方法やスマホ等の端末を利用したアプリが使えるのによって、歯医者を選んでいることもあります。
待ち時間と自由時間

うまくいっている歯科医院では、待合の混雑を防止するため、待ち時間のアナウンスをスマホに送信するシステムを導入しています。
仮に、1時間以上待ち時間が発生する場合、近所に住む主婦なら、一度家に帰って、家事支度を済ませてから戻ってくることも可能です。
呼ばれる可能性があるからいつまでも待っていなければいけない歯医者よりも、待ち時間を活用できる歯医者を選ぶという人も増えています。
日本人、外国人どちらも対応可能

外国人留学生や出稼ぎ労働者が多いエリアでは、飲食店をはじめ、外国人に対応するための翻訳ツールやアプリを導入し、説明を行っている施設もあります。
英語をはじめ、中国語、韓国語などが話せない場合でも、ホームページでは、多言語化対応をすることで、イメージしやすくなります。
外国人の家族が増えたと実感しているエリアでは、早期に多言語対応することをおすすめします。
歯医者の新患が増えない悩みの解消法

弊社では、歯科医院、飲食店、美容院など店舗集客に強いのが特徴です。
現状分析が得意

店舗集客を考える際に、最も重要なのは現状分析であると考えております。
憶測や経験則を軸とした場合、地域性とのミスマッチが生じやすいのがマーケティングの難しい部分です。
既に既存のサービスや公式サイトがある場合には、必ず現状の分析を行っております。
分析、解析の結果に応じた幅広い施策のご提案を行っております。
動画、SNS広告、Google広告、チラシ作成など各専門部署がございますので、お気軽にご相談ください。