
こんにちわ。
株式会社クロコWebマーケティング事業部です。
SEOの業者はこんな会社しかないの?
こんな経験はありませんか?
今回の記事では、電話営業などをきっかけに契約したのに、結果を見たら、悪質だと思ってしまった事例をご紹介しています。
事前の見分け方や比較する方法を知っておくことで、騙されないようにしましょう。
悪質なSEO対策とは

簡単に言えば、被リンクによるSEO施策を提供する会社です。
すべてが対象とは言いません。
しかし、中には、以下のような内容があります。
- 5年、10年前に購入した被リンクのリストを使っている
- 被リンクの数をベースにした料金設定
- 内部施策を一切提案しない
などがあります。
過剰な被リンク

過剰な被リンクとは、簡単にいえば、以下ような施策です。
- SEO業者による自動登録された相互リンク
- 関連性の低いホームページへの相互リンク
- SEO対策のみを目的とした被リンク
などがあります。
中でも、簡単なのは、有料のリンクサービスという内容。
こうしたサービスの場合、低品質リンクが混じっていることがあります。
悪質な業者の特徴

強引な営業行為

コロナ禍になってからもあまり変わりません。
特徴としては、電話営業が多いです。
悪質なSEO会社は営業活動に力を入れている傾向があります。
【環境としての特徴】
- 電話口の向こうで大勢の人が電話をしている様子がうかがえるような話し声が聞こえる
- 突然大きな拍手や喝采が上がることがある
こうした電話に気付いたら、何も言わずに電話を受話器に置くことをおすすめします。
営業トークにつられてしまうか心配な担当者は電話に出ないことも大切です。
契約条件の特徴

以下のようなフレーズが有ったら要注意です。
「必ず」「安全です」「保証付ですから安心です」
上記のようなフレーズは、順位保証型のSEO業者がよく使うフレーズです。
過去の実績では、「整体院 地域名」で1位などを掲げていることもありますが、あくまで一過性。
現在の順位を掲げているのではなく、あくまで「過去の実績」として掲載していることも多いです。
検索エンジンにおいて、どのような手段であったとしても、1位を保証する根拠はありません。
順位を決めるアルゴリズムには、200以上の種類が存在しますし、すべてが非公開になっています。
さらに、定期的にこのアルゴリズムは変動します。
つまり、一過性で順位が上がったとしても来年、再来年にはどうなるのかなどはわからないのです。
間違った施策の特徴

具体的にはどんな手口で順位を上げるんですか?
この答えとして、「コンテンツSEOの時代です」と伝える業者は増えました。
ライターが外注で大丈夫?

しかし、そのコンテンツは誰が担当するのか?
この答えは、外注先という答えが大半です。
「プロライター」が担当するというフレーズも多いですが、「プロ」=その業種、職種に詳しいということではありません。
しっかりとしたSEO対策とは?
まずホームページの現状を分析、解析します。
ページ内の修正課題を先にすべて洗い出します。
続いて、キーワード選定を見直します。
重複コンテンツなどがないかを確認します。
上記のすべてを完了させてから、強化するためのコンテンツ制作を計画します。
ただ単に、コンテンツを増やせばよいというのは、素人的な説明になります。
SEO対策を依頼する時の注意点

まずは、SEO対策の種類を必ず確認するようにしましょう。
SEO対策の種類

SEO対策には、内部施策と外部施策の2つがあります。
内部施策とは、タイトル、ディスクリプション、カテゴリ、タグ、HTML、CSS等の中身を軸とした改修作業やコンテンツ作成。
外部施策とは、SNSや各種外部サイトからリンクを貼る施策。
2020年から2022年にかけては、コンテンツ型SEOが主流になってきました。
リンクを削除できるのかを確認する

もしも万が一、自分たちの契約しているサービスが被リンクだったらどうすればいいのでしょうか?
この答えとして、被リンクによって、順位が下がってしまった時の対処法をご紹介します。
使用するのは、Googleウェブマスターツール(サーチコンソール)です。
誰でも無料で使えるサービスですが、管理画面の中で、以下のような設定があります。
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左側に表示される三本線のメニューを表示。
- リンクをクリック。
- 上位のリンク元サイトを確認。
- 外部リンクをエクスポートをクリック。
この操作を知っているだけで、実際にどんなサイトからリンクが貼られているのかを確認することができます。
決して、放置をしないようにしましょう。
中には、リンクの削除を希望しただけで、法外な高額を要求してくる業者もあります。
あくまで、自分たちでWebサイトの現状を把握しておくことが大切です。
ランキングは嘘ばかり?

地域を問わず、「おすすめ」「人気」「ランキング」等のキーワードで上位表示するサイトに一括相談したことはありませんか?
自社の内部に選ぶ知識がある人がいない。
第三者におすすめの会社を紹介してもらえば、時間が短縮できる。
もちろん、真面目に行う業者を見つけ出せることもあります。
しかし、ランキングサイトはあくまで紹介手数料を支払う契約で掲載しています。
つまり、seo対策や自社のWeb広告で集客を行うのが難しい会社が登録していることもあります。
第三者の企業が信頼できるとか安心できると伝えていたとしても、鵜呑みにしてはいけません。
紹介する担当者は、検索エンジン最適化など具体的な内容はほとんど知らない者である可能性もあります。
ある意味、条件を参考にしながら複数の会社に声をかけていることもあります。
よって、質が良いと言い切れないのです。
検索順位対策済みホームページ制作は嘘?

被害に遭わないために、少し専門的な内容をご紹介します。
「弊社はSEOに強いホームページを制作できます」
このような説明や資料を提示されたら要注意です。
SEO対策とは、日々の業務の中で時間をかけて育てることが重要です。
クライアントから依頼を受けた際には、まず現状把握を行います。
新しいWebサイトでは、最新のペナルティ等に該当しないようにすることが大切です。
続いて、内部の構造化データ、見出し、タグ、コンテンツの共起語等さまざまな条件を満たしているのかを見極めます。
しかし、制作時の検索エンジン最適化についての調査結果は、その時のデータのはずです。
少し時間が経過してから、Googleのアルゴリズムが変動した際には、その都度見直しが必要になるのが前提です。
ですから、気軽に「大丈夫です」とか「上位に行くように対応します」というのは、おかしいのです。
もしこういう会社がいたら、実際に文章もすべての記事の詳細をいつ調べて報告してくれるのかを確認しましょう。
現状分析とノウハウを提供

弊社では、制作時に、すべてのページの文章を専門ツールを使用してチェックしながら、現在の状況をお伝えしております。
現状では、対策が難しい問題点もあります。
しかし、常に次に備えるための予備知識を提供することで、少しでも状況を悪化させないための支援を行っております。
「会社名 評判、クチコミ」を確認

すべての会社がヒットするわけではありませんが、営業電話を積極的に行っている会社の場合には、いろいろ出てくることもあります。
- 電話でのやり取りの特徴
- 契約前と契約後の説明の不一致
- 検索順位の変動についての書込み
など、いろいろな情報が出てくることがありますので、チェックしておきましょう。
真面目に取り組む会社の特徴

きちんとSEO対策を検討する会社は、見積りを簡単には出しません。
なぜなら、現状の分析をしていないからです。
基本的な考え方は、専門チームによってページを分析、解析してから正確な見積書を出します。
弊社も同じです。
目的も明確にする

検索順位を上位に表示させることが目的ではありません。
順位を上げたことで、資料請求、問合せ、予約、施術や売上をアップすることが目的です。
つまり、ターゲット選定やキーワード選定が間違っていた場合には、いくら順位を上げても売上や成果に反映されません。
簡単に見積もりを出すという行為は、問題の本質に目を向けていません。
単に順位をあげればいい。
もっといえば、「一過性でも順位が上がれば、成果報酬で一定期間の解約ができないから大丈夫。」
こんな業者都合で案内をしている担当者もいますので、注意が必要です。
残念なことをお伝えすると、大手だから大丈夫とか安心ということでもありません。
知名度が高い=安心の会社と言うことではなく、担当者レベルで知見や業種、職種に対する経験があるのかによって大きく異なります。