SNSマーケティングとは?広告のメリットデメリット【費用対効果と成功事例】

SNSとは、Social Networking Service(ソーシャルネットワーキングサービス)の略。

各社のサービスを利用し、広告を配信するサービスをSNS広告と言います。

SNSを活用することで、より多くの人にWebサイトを見てほしい、キャンペーンやイベントなどを訴求したいと考えている企業も多くなりました。

しかし、一方で以下のような悩みも多くなっています。

  • 興味関心のあるユーザーが見つけやすくする方法がわからない
  • アカウントを開設し、運用をしてみたけれど、売上が改善しない
  • 今後どうやって戦略を立てればよいのかわからない
  • コストパフォーマンスが悪い

などアカウント運営についてお困りなら、お気軽にご相談ください。

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SNSマーケティングのデメリットを解説!【運用成功のポイントとは?】

今回の記事では、SNS広告のメリットデメリット、費用対効果の見極め方についてご紹介しています。

SNSマーケティングとは?

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SNSマーケティングとは、簡単に言えば、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を活用して、マーケティングを行う総称です。

別の言い方では、SMMとも呼ばれています。(ソーシャルメディアマーケティングの略)。

企業が自社のアカウントを取得し、お客様(潜在顧客、顕在顧客、利用者)に向けて、投稿を行ったり、フォローしたり、広告を出稿したりします。

SNSマーケティングの必要性

SNSの特徴のひとつは、拡散力が高いことです。

「シェア」や「いいね」ボタンを押すことで、あっという間に情報が拡散されるため、「速やかに」「広く」「多く」の人に情報を届けることが可能になりました。

しかし、拡散力だけではありません。

  • 企業のブランディング強化
  • サービスのプロモーション
  • フォロワー限定の先行予約の案内等のサービス展開
  • リアル情報の発信(イベント開催の様子等)

顧客に向けて配信することで、顧客ロイヤリティを向上させることも可能です。

しかし、絶対にやらなければいけないということではありません。

SNS広告とは?仕組みや特徴

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SNSの種類

Facebook,Instagram,Twitter,TikTok,YouTubeそれぞれのサービスごとの広告が対象となります。

それぞれの特徴を簡単にまとめてご紹介します。

サービス名特徴
YouTube世界で6500万人のユーザーがいると言われています。
国内での知名度、活動数が一定数見込まれています。
Facebookビジネスよりの情報を求める方の活動が目立つ。
年齢層は高めですが、物販等の広告も相性が良い。
Instagram6割が女性と言われていますが、男性のユーザーも増えています。
年齢層としては、40代以降のユーザーが増えています。
LINE老若男女問わず、幅広い世代に利用されています。
アクティブユーザーが多いのが特徴です。
濃くな医療者数は、No1のチャットサービスです。
Twitter年齢層は10代から50代まで幅広いのが特徴です。
拡散力が高いことで有名です。
広告枠の需要が高まってきており、単価も高騰化しております。

SNS広告のメリットは配信設定

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  • SNS広告を運用するべきだろうか?
  • Google広告、Yahoo広告の方が反応が良いのだろうか?

こんなお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。

SNS広告の強みをご紹介します。

ターゲティング設定

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以下のような項目を設定することが可能です。

  • 年齢
  • 性別
  • 職業
  • 学歴
  • 既婚、未婚
  • 子供の有無
  • 持ち家、賃貸

など各種サービスにより異なりますが、詳細を設定することで、より企業が求めるターゲットのユーザー向けに広告を配信することが可能です。

しかし、この点は、Google広告、Yahoo広告でも同様の設定が可能です。

利用者が多い

以前の広告費と言えば、テキストとバナーを使った広告宣伝が中心でした。

しかし、Google,Yahoo等の関連サイトなど主に配信先はWebサイトやブログでした。

SNSが普及したことで、SNSの利用者向けに動画を視聴してもうことができればさらに集客が見込める。

こんな企業が公式アカウントを利用することで、動画や写真などを使って見せ方を変えることができるようになりました。

もちろん、画像や動画を作るクリエイティブのスタッフが必要になりましたが、若年層だけではなく、30代から50代の男女を含めて日常的にインスタを使用する人向けに広告を配信しやすくなりました。

広告効果が高い

SNS広告が普及した最大の理由は、費用対効果が高いと感じる企業が増えた事ではないでしょうか。

費用対効果が高い理由には、ターゲット設定が充実していることがあげられます。

  • 年齢
  • 性別
  • 職業
  • 年収
  • 住まいの地域
  • 興味を持つ内容

など属性を細かく絞ることが可能になりました。

個人の興味関心も入力しているため、関係のない広告媒体を出さないように設定ができるようになりました。

無駄なクリック防止

先ほどの属性を絞る機能は広告主にとって、広告経費の削減にもつながります。

広告の精度を高めることで、無駄なクリックを防ぐ効果もあります。

しかし、その分しっかりツールを使って、現在の状況について分析、解析を行い、改善をする戦略を立てる必要があります。

SNS広告がおすすめの業種、職種

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SNS広告は、BtoBでもBtoCでもマーケティングに使いやすいです。

特に、Facebook広告は、一般消費者向けのサービスや商品はもちろんですが、投資や経営者同士の直接的なやり取りも多いため、BtoB向けの商材に対する反応も良いのが特徴です。

BtoBでは、MEO対策も注目されています。

MEO対策はBtoB企業には不向き?費用対効果の考え方

一般消費者向けと法人向けのいずれの商品も対応している企業の場合は、反応に合わせて、調整していくことも大切です。

SNSの拡散力が活かせる

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ユーザーのフォロワーを集める等のSNS活動を活発にさせたい企業にとってもメリットはあります。

Twitter広告では、フォロワー広告というサービスもあります。

つまり、フォロワーを集めたいと考える広告主にとって、認知活動を強化することが可能です。

単に広告を打ち出すだけではなく、幅広い世代にリーチを広げることで、認知されやすくなるのもSNSのメリットといえます。

商品購入以外の目的にも使いやすい

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SNS広告やWeb広告と言えば、何か商品やサービスを用意しなければいけないとお考えの企業も多いのですが、決してそんなことはありません。

例えば、SNSユーザーへのリサーチにも使えます。

具体的には、

  • いいねの数を確認する
  • 複数の画像を用意しながら、クリック数(反応)を確認する
  • コメントのあった投稿を調査する

など、市場調査を含めた広告出稿を行うことも可能です。

代理店を通じて、アンケートなどの市場調査を行うよりも、直接顧客にアプローチできるため、データの信ぴょう性も高まります。

潜在層へのアプローチ

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SNS広告とGoogleリスティング広告との違いをご紹介します。

Google広告悩み、商品名、ブランド名等具体的なキーワード検索をしている顕在層にアプローチしやすいのが特徴です。
SNS広告眺めているだけ、何となく気になるけれど、具体的にしらべていないという潜在層にアプローチしやすいのが特徴です。

別のサービスで例えるなら、TV CMに近い感覚で配信を行うことが可能です。

SNS広告の費用相場も高騰化?

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SNS広告は、Google広告、Yahoo広告より安いでしょうか?

決して、一概に安いとも高いとも言い切れません。

その理由は、以下のような項目次第で高騰化する可能性があるからです。

  • 対象とする業種や職種
  • コンバージョン、資料請求などの用途や目的
  • ライバルの数や市場規模

特に、地域密着で行うサービスと全国展開のサービスは、市場規模によって、かなりの違いがあります。

平均的な予算では、1日1万円×30日=30万円程度を想定しておくことをおすすめします。

SNS広告のデメリットは炎上リスク

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良い点もありますが、弱点もあります。

炎上リスク

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Google広告やYahoo広告にはないリスクは、炎上です。

いいね、シェア、コメントなど拡散力のあるのがSNSの魅力ですが、一歩間違えると、ネガティブな内容をセットで拡散されるリスクが潜んでいます。

炎上リスクのある内容としては、例えば、

  • 過剰な効果、効能などの表記
  • インフルエンサー起用による弊害(不祥事やトラブル発覚等)

投稿内容の意図が伝わらず、それぞれの解釈の違いによって、結果的に謝罪や削除などを行わなければいけない事態もあります。

イメージの浸透を覆すのは、相当の時間と労力が必要になります。

広告運用する内容は、慎重に検討することをおすすめします。

コストがかかる

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スマホの利用者をターゲットとする企業は多いです。

さらに、広告の多くは、競争入札の仕組みとなっているため、一人でも多くの人の目に届く配信を行うためには、コストアップも視野に入れて契約を立てなければいけないのが現実です。

いかに効率の良い手法を使っても、同じ宣伝ばかりではユーザーの反応も低下します。

つまり、宣伝に利用する動画や写真のクリエイティブの精度をアップする必要があります。

分析、解析のスキルが必要

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個人でアカウントを利用するのとビジネスとして活用するのとでは大きな違いがあります。

ビジネスでは、フォロワーを集める事よりも売上を伸ばすなどの結果を出すことが重要です。

つまり、フォロワーを増やしてもらえたら、自然と売上が伸びるものではありません。

数と質は異なるため、広告費に見合う戦略を立てることができる担当者が必要です。

トレンドや流行に関する意識

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SNSを見る理由の一つは、知らないことへの恐怖心。

  • 海外で流行している注目のアイテム
  • 同世代がみんな知っている最新商品
  • ランキング上位に登場した注目アイテム

など、オンラインで情報を集めたいユーザーは多いです。

つまり、ユーザーに役立つ情報を提供することが大切です。

広告効果を高めるためには、広告以外の公式アカウントのストーリーズやフィード、リールなどの投稿で十分に関心を惹きつけておく流れを作っておくことも大切です。

SNS広告の費用対効果は悪い?

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SNS広告は、それぞれ月額20万円~30万円が相場といわれています。

SNS広告に多い課金方法

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どの広告に出稿する場合でも、以下のような対象が含まれています。

  • クリック課金:クリックされるたびに費用が発生します。
  • インプレッション課金:広告が表示された時点で費用が発生します。

このほかにも、それぞれのサービスによって、さまざまな広告課金形式があります。

1クリックは、5円や20円など最低価格が安価なものもありますが、業種、職種によっては、1クリックも価格が高騰化している対象もあります。

必ず事前に以下の点を打合せでつめておくことが大切です。

  • ターゲット(年齢、性別、住まいのエリア、配信時間等)
  • メインキーワード(商品名、ブランド名、悩み等)
  • LPや画像、動画のキャッチフレーズやデザイン

主なターゲットを絞り込むことで、自社のサービスをどう見せたほうがよいのかを検討しましょう。

SNS広告で費用対効果を高めるポイント

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時代のニーズを先取りする

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ブランドイメージを強化したい新規参入やベンチャーの企業では、ユーザーのニーズを把握することが大切です。

単に若いからとか年齢が上だからと線引きをする戦略は通用しません。

具体的な事例では、ファッションのトレンドの変化がわかりやすいです。

20代でも親の世代の服を引っ張り出し、リメイクして使うという動きがテレビなどのメディアに取り上げられたことがありました。

こうした時に、どんな情報をチェックしているのかを探り、いち早くお役立ち情報を提供します。

具体的には、

  • リメイクする業者に依頼する費用相場は?
  • 買取ねは高くなっているのか?
  • 自分でリメイクする方法は?

など関心を持つユーザーの悩みに正確な情報を届けることが大切です。

広告よりも情報提供を先に行うことで、起業に対しての関心を引き寄せておくことが大切です。

インパクトのある動画戦略

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テキストを見せても、「読まない」という心理があります。

しかし、動画であれば、流し見で視聴する。

こんなユーザーが増えています。

つまり、これからの時代は、一旦動画を使って視聴してもらい、詳細を知りたい人向けにテキストを見せることで読んでもらえる環境を作ることが重要です。

弊社には、大手企業のTV CM制作の実績もある専門部署もございます。

TikTokやYouTubeでショート動画が主流になると言われている2023年。

いち早く動画をつくりこんでおくことが他社との差別化にも繋がります。

週1から月1など幅広いプランも相談が可能ですので、興味がある方はお気軽にご相談ください。

動画の企画からクリエイティブまでさまざまなご要望に柔軟に対応しております。

弊社のSNSマーケティングの特徴

まずは、成果にこだわっております。

成果を出すためには、まず現状を把握することが非常に重要です。

各コンテンツも徹底分析

SNSで既にいくつか情報発信を行っているのに、成果が出ない!

こんな企業様からのご相談をお待ちしております。

弊社では、まずご依頼をいただく前に既に公開済のコンテンツを調査いたします。

なぜそんなことを行うのでしょうか?

どんなに導入する前に競合を調査し、ターゲットを明確にしていても、実は何も伝わっていないこともあります。

「これだけいろいろ行ってきたのに、全く成果が出ないのはなぜでしょうか?」

答えは、担当者の頭の中にも私たちの頭の中にも存在しません。

答えがあるとすれば、データの中です。

基本は認知度アップ

日本では、素晴らしい商品がいくつも誕生しています。

しかし、マーケティングがうまくできないため、せっかくの商品の認知が拡大しません。

なぜでしょうか?

その答えは、ユーザーとの関わり方を想像していないからです。

ユーザーに役立つコンテンツを作るためには、まずユーザーの持っている悩みや解決までの壁を知る必要があります。

共感する内容が何もない会社の商品に対し、いきなりファンになることはありません。

まずは、情報発信をきっかけに認知してもらうことが重要です。

近年、情報発信を行っていると、「比較」やら「ランキング」「おすすめ」など根拠のない情報もたくさん出回っています。

業界としても、正しい情報を適切なタイミングで発信したいと思いませんか?

では、その情報発信をどうすれば、多くの人に共有してもらえるのでしょうか?

この答えは、相手の悩みを知ることが重要です。

悩みを共有する事から始めましょう。

そうすれば、メッセージもきっと伝わるはずです。

インフルエンサーマーケティングとの違い

フォロワーの数が全てではありません。

単にフォロワーを増やすことを目的としてしまうと、ブランドの価値も下がってしまうリスクがあります。

企業が考えるべきは、購買意欲の高い方に、最適なタイミングでクーポンや特典等を配布することです。

あくまで、ユーザーはSNSでもネット検索でも情報収集を行っています。

インフルエンサーは、年々増え続けていますが、それぞれに個性がありますし、フォロワーが増える時には、ユーザー層を意識した投稿を行っています。

結果的に、ある商品を紹介してもらうだけで、フォロワーが行動を起こすことがあります。

この活動を企業が真似をすればいいのです。

効果が出る情報発信とは、「ユーザーのサポートに徹する情報」です。

企業が実名を出して活動しているのですから、誰からでも信頼されるということではありません。

まずは、信頼関係を構築することから進めていきましょう。

SNSのみを使うユーザーの心理

年々情報が増え続けているからこそ、積極的に調べることもめんどくさいと考える人たちもいます。

知識がないことが怖い、でも調べ方がわからない。

こうしたユーザーは、自分にとって印象の良い相手と繋がります。

結果、その人が評価した商品を参考にします。

こうした動きをとらえるのが、マーケティング戦略です。

既存のフォロワーが全く反応しないという時には、一旦別のアカウントに切り替えても問題がありません。

なぜなら、何もアクションを起こさないユーザーにフォローされていても意味がないからです。

カテゴリーを含め、どうしたら、最後には行動を起こしてくれるのかを計画しましょう。

ユーザーに届ける情報は、プレゼントだと思って発信することが大切です。

その活動を続けて入れ歯、自然とリンク先の情報も見ようとしてくれます。

SNSは、基本的には、伝えるよりも聞く側に徹するほうがうまくいきます。

戦略が見えない方はお気軽にご相談ください。

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