
こんにちわ。
株式会社クロコWebマーケティング事業部です。
Instagramとは、アメリカのメタ・プラットフォームズが所有する写真、動画共有ソーシャルネットワーキングサービスです。
Instagram広告の種類と特徴【広告出稿の手順と注意点】
同じ会社の提供している広告には、Facebook広告があります。
今回の記事では、Instagram広告のターゲッティングの種類や効果的な運用方法についてわかりやすく解説します。
インスタグラム広告のターゲティング設定とは

Instagram広告のみではありません。
その他のSNS広告でも運用型広告が提供されています。
Instagramの場合、Facebookと連携しているからこそ、ターゲット設定がしやすいのが特徴です。
Facebook情報を取得している

Facebookにて以下のような情報が登録されています。
- 生年月日
- 性別
- 出身地
- 住まいのエリア
- 出身校
つまり、上記の条件を元にした分類が可能になっています。
Instagram広告のターゲティングの種類

ユーザーの対象は、以下のように分類されています。
- ユーザー属性
- インスタレスト
- カスタムオーディエンス
- 類似オーディエンス
それぞれの特徴をご紹介します。
ユーザー属性とは

ユーザー属性とは、以下のような特徴があります。
年齢 | 13歳以上の1歳単位で設定が可能です。 |
エリア | 都道府県と一部のエリアでは市区町村の指定も可能です。 |
属性 | 職業、家族構成などのステータスを指定することが可能です。 |
さらに絞り込みを検討している場合、次のような設定も可能です。
- 学歴
- 職業
- 年収
- 政治
- 交際
- 子どもの有無
など現在の仕事内容を絞り込むことも可能です。
インタレストとは

インタレストターゲティングとは、簡単に言えば、「興味、関心」と「行動」に基づくターゲティング設定のこと。
次のようなパーソナルデータを元に、設定することが可能になっています。
- スポーツ
- アウトドア
- テクノロジー
- フィットネス・ウェルネス
- 買い物・ファッション
- 趣味
- アクティビティ
- 食品
- 旅行
など趣向品に関する情報を取得しています。
カスタムとは

カスタムオーディエンスとは、獲得済のユーザーの情報を登録することで、その情報と類似するターゲットに広告を出すことが可能です。
【アップロード可能な顧客情報】
- FacebookユーザーID
- 電話番号
- メールアドレス
- Appleの広告用ID
などがあります。
自社で保有している顧客情報を活用することでターゲティングを行えるため、内製化を目指す企業にもおすすめです。
類似オーディエンス

類似オーディエンスとは、「カスタムオーディエンスをもとにしたターゲティング」となります。
既に自社が獲得した顧客とよく似たユーザーをターゲットとして絞り込みをした上で、広告を配信する方法となります。
Instagram広告で成功するコツ

Instagram広告に限らず、Web広告で成功する企業はターゲティングを使い分けています。
ペルソナの設定

ペルソナとは、人格、心理学では表面的な人格を意味します。
つまり、ネットユーザーは、表面的な情報を入力して活動をしています。
しかし、一定のサービスや商品に対して反応を示している。
では、この行動を起こした人の性別や年齢、他にも私生活における悩みや趣味趣向に寄り添うことが重要です。
届けたい人物像を企業側が決めるのではなく、現在までの顧客の反応を振り返ることが重要です。
複数のターゲティングを設定する

初めての広告出稿の際には、いくつかのターゲット設定を並行して進めることをおすすめします。
もちろん、すべてが当てはまらないこともありますが、一定期間が経過した後に、最も高い効果を発揮した設定を見直すことが重要です。
最初から絞り込みを使いすぎない

特に失敗しやすいのは、年齢の絞り込みです。
20代前半~30代前半と思い込んでいても3年、5年と経過することで、購買意欲の高い年齢層が高くなってくる商品やサービスもあります。
トレンドに敏感な方の場合、20年前に流行った商品を探している方もたくさんいらっしゃいます。
つまり、あまり年齢の絞り込みを限定してしまうと、むしろ、本来の顧客に対して広告が配信できなくなってしまうこともあります。
配送対応が可能なエリアが決まっているなど明確な基準がある場合、地域設定は重要になります。
しかし、一部のエリアでは詳細設定ができないこともあります。
こうした時には地域やステータスなども細かい部分で調整することも大切です。