
- Google広告でCookieが使えなくなってから反応が激減した!
- リマーケティングの反応が良かった頃にはもう戻らないのかな?
- Coookieレスはいつから適用されるのか心配だ
Cookieとは、HTTP cookieとも言います。
HTTPにおけるウェブサーバー、ウェブサイト間で状態を管理するプロトコル、底で用いられるwebブラウザに保存された情報のこと。
今回の記事では、Cookieレスの影響を考えたマーケティング戦略についてわかりやすく解説します。
Cookieレスとは

Cookieを利用することで、ユーザーが過去にインターネット上で行った行動が記録されていました。
しかし、この情報が開示されなくなります。
ファーストパーティCookieとは

ファーストパーティクッキーとは、ユーザーが訪問しているWebサイトのドメインから直接発行されているCookieのこと。
サードパーティCookieとは

サードパーティCookieとは、サイト側には迷惑をかけない自己完結型のCookie.。
特にWeb広告において正確な効果測定がしにくくなっているのはこのサードパーティCookieが関係しています。
Cookieの有効期限

Cookieには、有効期限を指定することができます。
たとえば、初回訪問したユーザーにのみCookieを発酵すると、一度ブラウザを閉じることで、Cookieを消去するため、再訪問した際にも初回訪問とカウントされます。
しかし、有効期限を設定するとPCやスマホ、タブレットの電源を一度切ってからもCookieは消えないため、有効期限が過ぎるまでは、初回訪問者のみにCookieを付与することができます。
Cookieレスはいつから?

Googleでは、2024年後半に、Google chromeでのサードパーティーCookieの廃止が予定されています。
2021年当時は、2023年までに段階的に廃止するという意向だったのが、遅れたことになります。
Cookieはなぜ廃止されるのか?

Cookieの問題点は、プライバシーの観点から指摘をされています。
既にFirefox 22やIE10では、標準でサードパーティCookieをブロックするようになっています。
iphoneに標準搭載されているSafariでも標準設定で無効化されています。
つまり、ユーザー保護の流れによって、アフィリエイト広告やアドネットワークといった広告配信システムには大きな影響を与えます。
Cookie廃止によるWeb広告への影響

特にサードパーティCookieが廃止されることで、次のようなデメリットがあります。
- 認知、興味に関連するデータの取得が困難になる
- 2021年には可視化されていたデータのうち、80%がアクセスできなくなる
- デジタル広告は、広告予算を削減するしかないかもしれない
広告市場の変化

Googleによると、サードパーティCookieが廃止された場合、広告主のインプレッションにおけるデジタル広告収入が約52%減少すると結論付けています。
これはかなりの影響力があることを意味します。
Cookieレス時代のマーケティング戦略

パソコンしかなかった時代から、スマホやタブレットの普及、SNSの普及により、デジタル広告は加速しました。
しかし、新しいサービスも誕生しています。
Googleの次の動き

プライバシーサンドボックスの機能が展開されています。
プライバシーサンドボックスとは、サードパーティCookieを使用せずにおンライン広告を促進することが可能な機能です。
つまり、起業と顧客の対話やエンゲージメントと、データ収集の方法を戦略として再構築する動きも高まっています。
クローズドプラットフォームの構築

クローズドプラットフォーム、またはウォールガーデン、クローズドエコシステムは、通信事業者やサービスプロバイダーがアプリケーション、コンテンツ、およびメディア制限し、未承諾の申請者またはコンテンツへの便利なアクセスを制限するソフトウェアシステムです。
クローズドが主流になることで、品質が一定以上保たれやすくなります。
更に、ウィルスなどの不正なアプリが流通しにくくなるというメリットもあります。
一方で、市場が大きくなりにくい面がデメリットになります。
オウンドメディアによる集客強化

今後のクッキーの規制によって広告の費用対効果が測定しにくくなったり、パフォーマンスが低下することが予想されます。
つまり、クッキーレスの時代には、広告に頼らない自社集客の仕組みを整えることが重要になります。
中でもユーザーのニーズを満たす方法として、オウンドメディアを運営することが重要視されています。
メディアやブログなんて全くわからない。
文章を書ける人がいない。
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アクセス数が増えても売上が伸びない!コンバージョン率最適化とは?
SNSアカウントの運用

Facebook広告、Instagram広告で効果がない、売上が伸びないという起業も増えることが予想されます。
そこで重要なのは、自力でフォロワーを増やす戦略を立てること。
すぐに大きな数字になることはありませんが、地道にとりくむことが大切です。
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