
こんにちわ。
株式会社クロコWebマーケティング事業部です。
Insgramとは、アメリカのメタ・プラットフォームズが所有する写真、動画共有ソーシャルネットワーキングサービスです。
今回の記事では、Instagram広告の種類と特徴について、わかりやすく解説しています。
Instgram広告の特徴

Instgram広告とは、Instagramのアプリやブラウザを通じてログインをしているアクティブユーザー向けに画像や動画、テキストでアプローチが可能な広告のこと。
Instgramの日本のユーザー数

インスタグラムの国内月間アクティブユーザー数は3300万人といわれています(2019年6月調査結果)
主に10代、20代が多かった市場ですが、2020年以降には、30代40代の女性のユーザー数が増えていることも特徴です。
さらに、中高年世代の男性のユーザーも増えているのが特徴です。
Instagram広告のメリット

Instagram広告が他のサービスと比較して優れている点をご紹介します。
精度の高いターゲティング機能

Facebook、Instagram広告の売りとなっているのは、ターゲティング設定です。
ターゲティングとは、市場細分化を行い、ターゲットつまりは、潜在顧客や顕在顧客に向けて、戦略をマーケティング戦略をたてること。
市場を絞ることで特定のニーズに応えるサービスや商品を提供するための戦略が立てやすくなります。
【ターゲティングを手助けしてくれる項目】
- 年齢:13歳~65歳の間で、1歳ずつの年齢設定が可能
- 性別:男女、両方等を選択可能
- 地域:お住いのエリアを都道府県だけでなく、一部の市区町村は設定可能
- 属性:家族構成、学歴、職業などを選択することが可能
- 行動:アプリの利用や使用中の端末の種類も指定が可能
広告を見せるユーザーを絞り込むことで、高い費用対効果を期待できるようになります。
ユーザーが良い意味で広告慣れしている

Instagramユーザーの中では、広告に対して、以下のような反応が見られた時期があります。
- うざい
- 邪魔
- しつこい
しかし、新型コロナウイルスの蔓延防止等の影響から、外出を控える方や実店舗でのウィンドウショッピングを避ける方も増加しました。
結果的に、行動を起こすきっかけとして、Instagramにて、企業の公式アカウントをフォローするユーザーも増えているのです。
その割合はかなり高い数値となっております。
年代と性別 | フォローしている企業の割合 |
20代女性 | 92%が1社以上をフォロー |
30代女性 | 89%が1社以上をフォロー |
40代女性 | 82%が1社以上をフォロー |
つまり、ユーザーにとって、公式アカウントの投稿内容や商品案内を見ることが日常的になっていると言えるのです。
視覚と聴覚を刺激するインプット

画像というバナー広告のみの時代から、動画を使った宣伝アプローチが急増しています。
YouTube、TikTokをはじめ、さまざまな動画配信サービスも広がりを見せています。
Instagram内でも、見た目のインパクトだけでなく、音やメロディ等によって相手を惹き付けるアプローチ方法が可能になっています。
ただ読むだけでは忘れてしまいがちですが、音楽とセットになって何度も見聞きしている間に社名やサービス名、ブランド名等をインプットしやすくなっているのです。
Instagram広告の種類

Instagram広告には、主に4つの種類があります。
- ストーリーズ
- フィード
- 発見タブ
- リール
順にご紹介します。
ストーリーズの特徴
詳細設定
設定条件 | 詳細 |
アスペクト比 | 9:16 |
解像度 | 1,080×1,080ピクセル以上 |
掲載可能な広告の種類 | 画像 動画 カルーセル コレクション |
ストーリーズとは、フルスクリーンで表示される広告のこと。
掲載場所をストーリーズに指定することで、ユーザーが投稿しているストーリーズの間に広告が表示されます。
結果的に、ユーザーに違和感を与えない広告配信が可能になります。
フィード
詳細設定
設定項目 | 詳細 |
アスペクト比 | 9:16 |
解像度 | 500×888ピクセル以上 |
掲載可能な広告の種類 | 画像 動画 カルーセル コレクション |
「フィード」とは、TwitterやLINEのタイムライン同様に、フォロー中のアカウントの投稿が流れてくる部分に、広告を紛れさせて表示する方法です。
フィードは、アプリを開くとすぐに表示される画面ですから、広告の露出頻度が上がりやすくなります。
しかし、一方でフィードとストーリーズはライバルも多く、競争入札単価が高騰化しやすいのがデメリットです。
発見タブ
詳細設定
設定項目 | 詳細 |
アスペクト比 | 9:16 |
解像度 | 500×888ピクセル以上 |
掲載可能な広告の種類 | 画像 動画 |
発見タブとは、アプリ独自の虫眼鏡のマークをクリックすることで露出される広告のこと。
発見タブ内にある画像をクリックすることで、画像や動画の詳細投稿を閲覧することが可能です。
発見タブは、その名前の通りトレンドや最新情報等をチェックするユーザーに対して有効です。
新規ユーザーの獲得を目指す企業、サービスとの相性が良いサービスです。
リール
詳細設定
設定項目 | 詳細 |
アスベスト | 9:16 |
加増度 | 500×888ピクセル以上 |
掲載可能な広告の種類 | 動画 |
リールとは、ショート動画を閲覧、投稿するサービスです。
ストーリーズ広告と同様に、フルスクリーンでアピールできるのは魅力です。
リール広告は、1ショート動画のみになっているのが難点です。
これまで画像や動画の投稿を繰り返し、検証と修正を加えている商品やサービスとの相性が良い広告です。
Instagram広告の選び方注意点

Instagramに広告を出稿する時には、意識していただきたいことがあります。
画像の選び方

画像を投稿する際には、テキストと動画が1セットになります。
シンプルですが、文字を多くすると、ユーザーに警戒されやすくなります。
つまり、シンプルに違和感のない情報発信スキルが求められているのです。
動画の選び方

動画を発信する時にも、動画とテキストがセットになります。
動画広告は、ストーリーズ、フィード、リール、発見タブすべてに掲載が可能です。
つまり、相性の良い広告をA/Bテスト等で確認することが大切です。
動きがある分、音などが流れることをあらかじめ伝える必要がある商材やサービスもあります。
カルーセルの選び方

「カルーセル」とは、複数の画像、動画、テキストを利用してアピールすること。
カルーセル広告は、フィードとストーリーズに表示させることが可能です。
しかし、スワイプした後の流れや要点が伝わらないと反応がなくなってしまうので、構成などに注意が必要です。
コレクション

コレクション広告とは、メインの大きな画像や動画と複数の写真が表示される広告のこと。
コレクション広告の表示スペースは、ストーリーズとフィードで掲載されます。
【カルーセルとの違い】
- スワイプのしなくても複数の画像を見てもらえる
つまり、ユーザーの離脱率を軽減することが可能です。
しかし、数を増やすことで、購買意欲が低下するリスクもあります。
より効果的な画像とテキストの組み合わせを考案することが成約率をアップするコツとなります。
Instagramの課金

Instagram広告には、いくつかの課金対象があります。
課金のタイプ | クリック単価目安 | おすすめの用途(目的) |
CPM | 1表示あたり 0.5円~1円 | 認知拡大 |
CPC | 1クリックあたり40円~100円以上 | 商品購入促進 |
CPI | 1インストールあたり 100円~250円 | アプリのインストール促進 |
CPV | 1再生あたり 4円~7円 | 関連商品に興味関心を持つユーザーへのアプローチ |
Instagram広告のやり方【始め方】

Instagram広告運用を開始するまでの流れをご紹介します。
- InstagramとFacebookのアカウントを連携する
- キャンペーンを作成する
- 広告セットを設定する
- 広告クリエイティブの入稿
主な設定項目を簡単にまとめてご紹介します。
項目 | 詳細内容 |
キャンペーン | 広告の配信用途の選択 課金方式の選択 |
広告セット | 予算の設定(上限設定等) ターゲット設定 |
広告クリエイティブ | 広告のテキスト、画像、動画を入稿する |
注意点 | 審査には、数日がかかる可能性もあります。 |
Instagram広告で反応がない時の対処法

Instagram広告だけではありません。
Facebook、Twitter、LINEなどさまざまなSNSの発信でうまくいかないというご相談が急増中!
よくある悩み相談

- 広告費をもう少し抑えたい
- クリック率は高いのに、反応がありません
- 運用代行費が高い気がする
- 最終的には内製化したい
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